[春秋要約170414]米ユナイテッド航空はオーバーブッキングで、乗客を無理やり降ろし批判が収まらない。<40文字> #sjdis #sjyouyaku

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2017/4/14付

私立大の入試担当者は毎年「歩留まり率」に悩んでいる。たとえば某大学の某学科では定員どおり100人の合格者を出しても、実際に手続きをする受験生は30人ほど。そこを見越し、最後に帳尻が合うよう多めにサクラを咲かせておくのだ。読みの達人もいるという。
▼見通しが狂って、定員を大幅に上回ると悲惨である。教室から学生があふれ国からは補助金削減の罰を食らう。歩留まりの推測はじつに綱渡りなのだ。ところが同じような芸当を航空会社もやっていることを、米ユナイテッド航空の騒動で知った。オーバーブッキング(過剰予約)による乗客引きずり下ろしのひと幕だ。
▼シカゴからケンタッキー州のルイビルへ向かう国内便。帳尻合わせにしくじり、どうしても4人が乗れなくなったこれ自体は、ままあることだという。しかし自発的に降りる人がいなかったから暴挙に出た。患者が待っているという医師を客席からゴボウ抜きして降ろしその映像が世界中に拡散して批判が収まらない
▼米国では昨年1年間に、予約便に乗れなかった人が4万人に上ったそうだ。こんどの騒ぎは極端なケースだが、効率だけを重んじた詰め込み運航もほどほどに、と願いたい。そういえばかつて、ある大学では定員超過に困り、新入生に他学部への転籍を促したことがあった。下手なオーバーブッキング術は人生も狂わせる

要約

[292/300文字]
私立大の入試担当者は毎年「歩留まり率」に悩んでいる。

見通しが狂って、定員を大幅に上回ると悲惨である。
教室から学生があふれ、国からは補助金削減の罰。
ところが同じような芸当を航空会社もやっていることを、米ユナイテッド航空の騒動で知った。
オーバーブッキングでどうしても4人が乗れなくなった。
自発的に降りる人がおらず、患者が待っているという医師を客席からゴボウ抜きして降ろし、その映像が世界中に拡散して批判が収まらない。

こんどの騒ぎは極端なケースだが、効率だけを重んじた詰め込み運航もほどほどに、と願いたい。かつて、ある大学では定員超過に困り、新入生に他学部への転籍を促したことがあった。
下手なオーバーブッキング術は人生も狂わせる。

[184/200文字]
私立大の入試担当者は毎年「歩留まり率」に悩んでいる。
ある大学では定員超過に困り、新入生に転籍を促したことがあった。

米ユナイテッド航空の騒動で同じような芸当を航空会社もやっていると知った。
オーバーブッキングで4人が乗れなくなり、医師を客席からゴボウ抜きして降ろした映像が拡散。
批判が収まらない。

効率だけを重んじた詰め込み運航もほどほどに、と願いたい。
下手なオーバーブッキング術は人生も狂わせる。