[春秋要約170722]陸自のPKOでの日報非公開を了承していた疑いの稲田防衛相に世間は不実を見ている。<38文字> #sjdis #sjyouyaku

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2017/7/22付

「不実な野郎だなあ」「てめえのような不実なやつが」――。むかしの落語や講談のたぐいには、昨今はさほど聞かなくなった「不実」という言葉がよく出てくる。言文一致に挑んだ二葉亭四迷の作品にも登場するから、かつては市井の人々の日常語だったに違いない。
▼辞書を引くと「不誠実なこと」などと書いてあるが、実際のニュアンスはもうすこし複雑だろう。ずるい、逃げ腰、弁解がましい、ぬけぬけと……。そんな印象を表すのがこの言葉ではないか。いま、稲田朋美防衛相に世間はまさに不実を見ている。政治家として、いやいや人として、どうにも信用の置けぬ挙措が目立つ
陸上自衛隊が派遣された南スーダン国連平和維持活動(PKO)。その日報を非公開とする方針を、稲田氏が了承していた疑いが浮上している。日報データ残存について陸自から報告は受けていないと強調し、特別防衛監察を命じた大臣自身がことの経緯を知っていたなら話は深刻だ本人は否定する説明は曖昧である。
報告は受けたが忘れてしまったか、意味を解せずに聞き流したか。それだとしてもお粗末きわまりない。陸自からの報告なし、と言明した国会での答弁は虚偽だったことになるのだ。そういえば、不実という言葉は法律の世界ではストレートにウソという意味を持つ。弁護士でもある稲田氏はその罪をよくご存じであろう

要約

[298/300文字]
むかしの落語や講談のたぐいによく出てくる「不実」という言葉は、辞書に「不誠実なこと」などと書いてあるが、実際のニュアンスは、ずるい、逃げ腰、弁解がましい、ぬけぬけと……、そんな印象を表す。
いま、稲田朋美防衛相に世間はまさに不実を見ている。

陸上自衛隊が派遣された南スーダンPKOの日報を非公開とする方針を、稲田氏が了承していた疑いが浮上している。
本人は否定するが説明は曖昧である。

報告は受けたが忘れたか、意味を解せずに聞き流したか。
それだとしてもお粗末きわまりない。
陸自からの報告なし、と言明した国会での答弁は虚偽だったことになるのだ。
不実という言葉は法律の世界ではストレートにウソという意味を持つ。
弁護士でもある稲田氏はその罪をよくご存じであろう。

[194/200文字]
いま、稲田朋美防衛相に世間はまさに不実を見ている。

陸上自衛隊が派遣された南スーダンPKOの日報を非公開とする方針を、稲田氏が了承していた疑いが浮上している。
本人は否定するが説明は曖昧である。

報告は受けたが忘れたか、意味を解せずに聞き流したか。
陸自からの報告なし、と言明した国会での答弁は虚偽だったことになるのだ。
不実という言葉は法律の世界ではウソという意味を持つ。
弁護士でもある稲田氏はその罪をよくご存じであろう。