[春秋要約170314]韓国で「第6共和国」と呼ばれる政治体制がはじまって約30年。改善の余地は大きい。<39文字> #sjdis #sjyouyaku
2017/3/14付 指導者を選んだり政策を決めたりするうえで、完全に民主的な仕組みはありえない――。みもふたもない理屈である。これを理論的に証明したとされるのが、2月下旬に亡くなった米国の経済...
No time like the present!!
2017/3/14付 指導者を選んだり政策を決めたりするうえで、完全に民主的な仕組みはありえない――。みもふたもない理屈である。これを理論的に証明したとされるのが、2月下旬に亡くなった米国の経済...
2017/3/13付 空襲で焼け野原になった終戦直後の東京。ほどなく子どもたちの笑い声が戻った場所のひとつが、百貨店の屋上だった。評論家の川本三郎さんが随筆集「東京おもひで草」に、そう記している...
2017/3/9付 「シ、ノタマワク……」。湯川秀樹博士は子どものころ、祖父から四書五経を徹底的に仕込まれたという。意味はまるでわからなくとも、文字だけをひたすら声に出して読む「素読」だ。漢字の...
2017/3/8付 昔、映画評論家の淀川長治さんがラジオ番組で、映画から学んだ人生訓の一つとして「悲しいから泣くのではない。泣くから悲しいのだ」という言葉をあげていた。これは実際に心理学や脳科学...
2017/2/28付 台湾で「二・二八事件」が勃発したのは70年前のきょうのこと。鬱積していた中国国民党政権への不満が各地で反政府暴動として火を噴き、それを国民党政権は激しく弾圧した。当時の緊迫...
2017/2/24付 極彩色の映像をちりばめた「ピストルオペラ」のなかで、鈴木清順監督は女の殺し屋に印象的なセリフを言わせている。「左から右へと、現れては消えていく」――。この世の営みをすべて生...
2017/2/22付 新聞に見出しが躍る「組長」というのはほとんどの場合、暴力団幹部の肩書である。ところがそういう面々とはまったく無縁の乙女の花園、宝塚歌劇団にも「組長」がいるのをご存じだろうか...
2017/2/20付 世界地図を広げ赤道が領土を通っている国を数えると、11になる。一方、国名に赤道がつく国は世界中で2つある。そして、その双方に名を連ねているのは南米のエクアドルだけだ。首都の...
2017/2/18付 韓国ドラマ「冬のソナタ」が日本で放映されてから14年がたつ。大人の女性を中心に韓流ブームが起こり、作品を撮影した街は日本からの旅行者でにぎわう。韓国の音楽、服、電気製品など...
2017/2/12付 いきなりのハグに、アームレスリング風の固い握手である。首脳会談でトランプ米大統領からどんなぶちかましがあるのか、安倍首相や日本企業トップらは戦々恐々としていたのではないか。...
2017/2/8付 米国では1970年代から80年代にかけ、企業に不利な税制を採用する州が広がった。「合算課税」といって、州内にある工場などの事業所の利益だけでなく、州外の親会社や関連会社の所得...
2017/2/7付 福沢諭吉は1860年、江戸幕府の軍艦、咸臨丸で初めて米国へ渡った。自伝に初代の大統領だったワシントンの子孫について、ある人に尋ねた際の逸話が載っている。「今どうしているか知ら...
2017/2/4付 医師で芥川賞作家の南木佳士さんが「稲刈り」という随筆で、子供のころ家の米作りを手伝い、たしなめられた思い出を振り返っている。好きな落ち穂拾いに精を出し、ほめられた。それがうれ...
2017/2/1付 日本で働く外国人労働者が初めて100万人を超えたそうだ。飲食店などでさまざまな国から来た従業員に出会うから実感のある数字だが、多くの人が「勝手口」から入っている。裏口ではない...
2017/1/20付 「よし、わかった!」。角川映画の「金田一耕助」シリーズには、事件に出くわすと早合点してこう叫ぶ警部がいつも出てきた。大して調べもしないうちに「わかった」だから、その推理は見...
2017/1/14付 かつてはごく普通に、むしろ肯定的な意味合いで使われていたが、いまでは使うべきではないとされる言葉がある。「寿退職」もそのひとつだ。結婚した女性はみな会社を辞め、それが祝福さ...
2017/1/13付 約300と0。トランプ次期米大統領が、昨年11月の選挙での勝利後「ありえない!」などツイッターに投稿をした数と記者会見に応じた回数だ。その0が、やっと1になった。10本もの...
2017/1/6付 「輪タク全盛」と、物の本にある。1949年、つまり終戦から4年後の話だ。自転車に急ごしらえの座席をつないで客を運ぶ銀輪タクシーが道にあふれ、この年、全国で1万3000台にのぼ...
2017/1/4付 公認会計士という職業は産業革命が進んだ19世紀半ばの英国で誕生したとされる。企業は巨額の資本を調達するため、財務諸表に第三者のお墨付きを得る必要が出てきた。そこで登場したのが...
2017/1/3付 今年秋に完成した後は、おそらく人気スポットになるであろう施設の建設が進んでいる。場所は東京都内にある閑静な住宅街の一画。作家の夏目漱石が晩年に住んだ家の跡に新宿区が記念館を建...