台風直前に気の早いセミが我が家で脱皮

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0

暑い暑い、湿気てジメジメする。
7月最大級の台風「ノグリー」がやってきているとのことで
外へ出ると不快指数MAX!とはいえ、
自宅でもクーラーはつけていないので扇風機のみではやっぱり不快。
じっとしていても滴る汗。
ほとんどの台風は奈良を通過するとき弱まってくれるが、今回はどうか?

そんな中、子どもがどこからかセミの幼虫を拾ってきた。
たまにちょっとずれた時期に出てくるヤツとか
変な場所でひょっこり顔をだしてくるヤツもいるが
どうやら今回のは両方を満たしていた様子。

僕は脱皮の経過を見ていないが、昨夜の7:00過ぎ頃から
脱皮し始めたらしく、外出から帰ってきた時には

2014-07-08 21.04.35

部屋のカーテンにへばりついて、こんな状態になっていた。

アブラゼミの脱皮だとは基本的に日の出前、
朝早くなのでなかなか見ることができない。
それが、子どもに触られたせいか種類が違ったのか
脱皮のタイミングまでずれている。

脱皮したてのセミはエメラルドグリーンで美しいと思う。
この色のまま羽を乾燥させたら、多少うるさく鳴いても良さそうなものが
わざわざ茶色くなったり、透明になったりするのが不思議だ。

話はずれるが、ゴキブリやハエ・蚊とかも、
どうせならもうちょっと不快な印象を与えないような
外観や動き、出没方法を取るように進化できなかったものかと思う。

セミの方は、真夜中12時頃にはすっかり脱皮も終了して
雄だったら早朝に部屋の中で、うるさくなくかも知れないとドキドキしていたが
どうやら雌だったらしく非常に静かなもの。

今朝からも、部屋の中で飛び回るようだったら外へだしてやるつもりが
台風が近づいていて、うかつに外にでるのが危険だと思っているのか
自分が脱皮したカーテンにくっついたまま抜け殻から10cmほど移動しただけ。

ちなみに羽化したセミはやや小型のクマゼミでした。
僕の小さいころはほとんどがアブラゼミでクマゼミは少なかったのが
いつのまにか結構クマゼミも増えたような気がする。

クマゼミなら雄じゃなくて本当に良かった。
家の中でクマゼミに鳴かれたら、僕が泣きたくなる。
セミも夏を涼しく感じさせるような声質に進化すれば良かったのになぁ。

人間との兼ね合いは、なかなか思うようにいかないものですね。