[春秋要約170110]シリアやイラクの将兵が自らを省みる「松林図屏風」のような芸術が生まれないものか。<40文字> #sjdis #sjyouyaku
2017/1/10付 2011年から12年、本紙に連載された安部龍太郎さんの小説「等伯」の終盤は、何度読んでも心が揺さぶられる。絵師の長谷川等伯が首をかけて豊臣秀吉のために描いた水墨画「松林図屏...
No time like the present!!
2017/1/10付 2011年から12年、本紙に連載された安部龍太郎さんの小説「等伯」の終盤は、何度読んでも心が揺さぶられる。絵師の長谷川等伯が首をかけて豊臣秀吉のために描いた水墨画「松林図屏...
2017/1/8付 バブル期の日本で、ハナキンは輝いていた。若い人たちは聞き慣れぬだろうが「花の金曜日」の略である。ちょうど週休2日制が普及しつつあったから金曜の夜は心ウキウキ、街に出てパァーッ...
2017/1/3付 今年秋に完成した後は、おそらく人気スポットになるであろう施設の建設が進んでいる。場所は東京都内にある閑静な住宅街の一画。作家の夏目漱石が晩年に住んだ家の跡に新宿区が記念館を建...
2016/12/31付 昭和は「アミダクジ」だったが平成は「巨大迷路」だ――。いまは亡き阿久悠さんがこんな言葉を残している。確率は低いが当たりが見えていて、何本か線を加えられるのがアミダクジ。か...
2016/12/30付 こりゃよい眺めだ。暮れの30日の屋根の上。瓦にまたがって大胆いっぷくしていれば、借金取りは今日も留守だねと帰って行く。のろのろと降りる。長いはしごを窓の敷居にのせ「子供を...
2016/12/26付 流行語にもなった「爆買い」。一時の勢いは衰えたともいわれるが、その隆盛を同じ国の若者はどう感じているのだろう。中国で日本語を学ぶ学生たちの作文集「訪日中国人、『爆買い』以...
2016/12/22付 つり屋根がいまでも斬新な国立代々木競技場と、法隆寺夢殿を模した日本武道館。1964年東京オリンピックを象徴する2つの施設は驚くべき突貫工事で完成した。工期は代々木が1年半...
2016/12/20付 報告義務ナシ、返済不要。ただし基金に拠出したのが誰かは絶対に教えない。かつてこんなユニークな奨学金制度があった。運営する財団は約20年にわたり理工系の若手研究者1735人...
2016/12/17付 ロシアにもロシア人にも幻滅した。もう名文句やもったいぶった態度にはうんざりだ。そう書いたのは「人間の絆」などで知られる作家サマセット・モームである。1917年、革命が進行...
2016/12/15付 30年ほど前、仏タイヤメーカーのブラジル法人社長をつとめていたカルロス・ゴーン氏の憩いの場はゴム農園だった。インフレが深刻ななか木々を巡れば心が安らいだ。農園はまた企業の...
2016/12/13付 ことし2016年をあらわす漢字は「苦」だそうだ。もちろん日本ではなく台湾での話。文芸支援団体の「代表字大選」というイベントで選ばれた。きのう清水寺で発表された「金」とは対...
2016/12/10付 庭に餌台をこしらえたり、河原へバードウオッチングに出かけたりと、世に鳥好きは多い。最近は「鳥カフェ」が人気だという。お茶を飲みながら、インコやオウムが羽ばたく姿や鳴き声を...
2016/12/6付 歌人・斎藤茂吉は感情の人である。気分の波が大きい。並外れて、せっかちだった。すぐに癇癪(かんしゃく)をおこし、激怒した。人一倍、好奇心も強かった。戦前、精神科医として欧州に...
何を間違ったか、ブログの操作をミスって一部が消えてしまった。 40文字要約はTwitterに流していたので、消えた分を一覧で再掲。 何やってんだか…。 [春秋要約161019]医療事故調査制...
2016/11/29付 中国の歴史書に「棺を蓋(おお)いて事定まる」とある。人の功績は死んだ後に初めて正しく判断されるという意味だ。歴史の評価が下されるのはまだ先のことだとしても、ここまで反応が...
2016/11/27付 作家の安部譲二さんは1975年、銃の不法所持などの罪で東京の府中刑務所に収監中だった。所内の木工工場では、徳島大中退で、赤軍派メンバーの城崎勉被告と席がとなりだったという...
2016/11/26付 北海道の地図を広げると、知床半島と根室半島のあいだの海に北方領土の国後島が深く入り込んでいる。近いとは知っていた。けれど実際に海岸線をたどれば国後はほんとうに目の前である...
昨日は勤労感謝の日で一応休日ということもあり 相方が「談山神社に高揚を見に行きたい」と言った。 談山神社は奈良県桜井市の多武峰にあって、桜と紅葉が有名。 中臣鎌足が祀られている。大化の改新の...
2016/11/17付 大ヒットした映画「シン・ゴジラ」の主役が踏み抜いたのでは、と思うほど激しく陥没したJR博多駅前の大通りが埋め戻された。原因の究明や近隣への補償などなお難問は残るが、事故か...
何だかんだ3回目の奈良マラソン、3回目のフルマラソン。 あと1ヶ月を切ってしまっています。 今年は梅雨以降サボりすぎたので(と、いうかほとんど走っていない) ここへきて慌てて仕上げにかかって...