[春秋要約170720]企業の手元資金は過去最高水準。経団連から積極投資を呼びかける経営者は出るか。<38文字> #sjdis #sjyouyaku
2017/7/20付 水をため、いつでも使えるようにするダムにならって、企業も設備や資金に一定の余裕を持つべきだ――。松下幸之助氏が「ダム経営」と名づけたやり方を説いたのは、企業トップが政治や経営の...
No time like the present!!
2017/7/20付 水をため、いつでも使えるようにするダムにならって、企業も設備や資金に一定の余裕を持つべきだ――。松下幸之助氏が「ダム経営」と名づけたやり方を説いたのは、企業トップが政治や経営の...
2017/7/10付 「私をスキーに連れてって」に始まる一連のホイチョイ映画は、大切な何かを「届ける」場面が見せ場になっていた。会社員が商品発表会のために、新作のスキー服を急きょ届ける。学生がミ...
2017/7/8付 さすがに華がある――と好意的に見る向きも少なくなかったのだが、いまやその蓮(はす)の花も、人々の期待もすっかりしぼんでしまったようだ。民進党の蓮舫参院議員が、平和の象徴だとい...
2017/7/6付 東京都台東区の谷中霊園の一角にはむかし、五重塔があった。江戸時代のはやい時期に建てられ、大火のためにいちど焼け落ちたが、220年ほど前に再建された。この再建事業を題材にして、...
2017/7/4付 「負けました」。おとといの夜、公式戦30連勝に挑んでいた将棋の藤井聡太四段は投了を告げ、がくりと肩を落とした。午後9時31分。いまや国民的スターとなった14歳の天才が敗北を喫...
2017/7/2付 「夕ぐれになると/私は帰る/東京丸の内の/新しいビルの/新しい女の/新しい職場から/露地裏の/狭い家の/古い家族の/貧しい暮しの中へ」――。詩人、石垣りんの作品「鳥がなく」の...
2017/7/1付 熊本生まれの作家、石牟礼道子さんが最近エッセーで明かしている。「幼いころ、この世で一番えらいのは『セイショコさま』という神様だと思っていた」。道普請を請け負う「石屋」の父が畏...
2017/6/28付 「将棋の棋士は一種の聖者」。観戦記者の中平邦彦さんが、随筆でこんな説を紹介している。実力の世界で、禁欲と自己抑制により英雄的な地位を得る。同時に世俗的な関心は薄く、常識はず...
2017/6/27付 滋賀県が繊維産地として発展したのは、琵琶湖の恵みによるところが大きいという。湖面からの湿った空気で近江盆地は適度にうるおい、織物づくりに向いていたのだ。養蚕や製糸の伝統も長...
2017/6/26付 上ル下ル西入ル東入ル。京都の街は住所の示し方が独特で、よそ者はまずこれにまごつく。しかしベテランのタクシードライバーは、客にけっして余計な気を使わせないようだ。「どんなホテ...
2017/6/24付 「私が今死んだら、人はどう思うでしょうか」。おとつい病で亡くなったアナウンサーの小林麻央さんが、昨年つづった文の一節だ。若いのにかわいそう? そう思われたくはない。なぜなら...
2017/6/20付 イソップ物語には、よくアリが出てくる。その日暮らしのキリギリスを尻目にせっせと食糧を蓄え、冬に備える寓話(ぐうわ)はご存じのとおり。動けぬサナギをからかっていたアリが、羽化...
2017/6/19付 前線が沖縄あたりにとどまり、なかなか北上しない。カラ梅雨気味の日々が続く。紫や白の花弁であでやかさを競うハナショウブも、引き立て役の雨の潤いがなくては、物足りなげな風情だ。...
2017/6/18付 とある都心のオフィス。12人で囲める会議室のテーブルは、濃い紺色に銀の線が縦横に走る珍しいデザインで目を引く。実は太陽光発電パネルを再利用したものだという。稼働中のオフィス...
2017/6/16付 現在の国会議事堂は1936年に完成したが、それまで帝国議会の仮議事堂は日比谷公園に近い今の経済産業省別館にあった。議場で衆院議員が怒鳴り合ったり、つかみ合ったり芝居じみた振...
2017/6/14付 明治2年の春、まだ16歳だった天皇は京都御所をあとに東京へ向かった。前年秋にも、岩倉具視や木戸孝允らおよそ3300人を従えて東京入りを果たしていたが年末にいったん還幸。しか...
2017/6/13付 「もし、天が落ちてきたら」。古代中国、杞(き)の国に心配で夜も眠れぬ者がいた。この故事から無用の心配を「杞憂」という。しかし、この者があの映像を目にしたら「やはり天は落ちる...
2017/6/10付 トランプ米大統領をめぐるロシアゲート疑惑や英国の総選挙といった世界的なニュースの陰に隠れてはいるが、こちらも一大事だ。プロ野球の巨人軍が1975年に記録した球団史上ワースト...
2017/6/9付 往年のフォークの名曲に「雨が空から降れば」というのがあった。ちょうど今ごろの季節の情景だろうか、別役実さんの詞は、街のさまざまなものがしとしと降る雨に溶けこんでいく様子を描い...
2017/6/6付 歩行者天国にトラックで突っ込んで通行人をはね、さらにナイフで襲う。東京・秋葉原の無差別殺傷事件から8日で9年がたつ。まるでこのときの悪夢が、欧州各国に飛び火したかのようだ。ニ...