[春秋要約170403]今日は入社式が多い。新社会人を甘やかさず、突き放さず育てるのが腕の見せどころだ。<40文字> #sjdis #sjyouyaku

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2017/4/3付

地方自治体の福祉課保護係。難しい相談者への応対など仕事の厳しさを体験し、落ち込む新人職員を職場の先輩が励ます。「がんばれよ。俺たちはみんな応援してるんだからな。一人で解決しようとするな。みんな仲間だ、そう思ってろ。なんでも喋(しゃべ)れ、相談しろ、な」
▼小説「フクシノヒト」(役所てつや原案、先崎綜一著)のひとこまだ。近年、本作のような「おシゴト系青春小説」と呼ばれる作品群が人気だ若い社会人が理解ある上司や先輩に見守られつつ、気のあう同僚とともに仕事の壁を乗り越え、人としても成長していく話が多い。その人気からは読み手の真摯さが垣間見える
今日が入社式という企業も多かろう。売り手市場の就活で、仕事を得るまでの道は比較的、楽だった新人たちだ。そのぶん、いざ働き始めてから壁や矛盾に悩み、苦しむかもしれない。年長者の目には頼りなくも映ろう。しかし、わが身をふりかえれば誰もが思い当たるとおり、最初から即戦力である新社会人などいない
▼黒沢明監督の映画「七人の侍」。武者修行中の若者を「まだ子供だ」と退け、戦闘チームに加えようとしないリーダーに、別の侍がこう助言する。「子供は大人より働くぞ。もっとも、これは大人扱いをしてやればの話だが」。甘やかさず、突き放さず。さじ加減の巧拙が、経験豊かな上司や先輩の腕の見せどころになる。

要約

[297/300文字]
近年「おシゴト系青春小説」と呼ばれる作品群が人気だ。
若い社会人が仕事の壁を乗り越え、人としても成長していく話が多い。
その人気からは読み手の真摯さが垣間見える。

今日が入社式という企業も多かろう。
売り手市場の就活だった新人たちは、いざ働き始めてから壁や矛盾に悩み、苦しむかもしれない。
年長者の目には頼りなくも映ろう。
しかし、わが身をふりかえれば最初から即戦力である新社会人などいない。

黒沢明監督の映画「七人の侍」。
武者修行中の若者を戦闘チームに加えようとしないリーダーに、別の侍がこう助言する。
「子供は大人より働くぞ。もっとも、これは大人扱いをしてやればの話だが」。
甘やかさず、突き放さず。
さじ加減の巧拙が、経験豊かな上司や先輩の腕の見せどころになる。

[185/200文字]
若い社会人が仕事の壁を乗り越え、人としても成長していく「おシゴト系青春小説」と呼ばれる作品群の人気だ。
その人気からは読み手の真摯さが垣間見える。

今日が入社式という企業も多かろう。
売り手市場の就活だった新人たちは、年長者の目には頼りなくも映ろう。
しかし、わが身をふりかえれば最初から即戦力である新社会人などいない。

甘やかさず、突き放さず。
さじ加減の巧拙が、経験豊かな上司や先輩の腕の見せどころになる。