[春秋要約170401]金正男氏殺害事件の真相はやぶの中。今後マレーシアは北朝鮮とどうつきあうつもりか。<40文字> #sjdis #sjyouyaku
2017/4/1付 マレーシア、やぶれたり――。こう書いては、ナジブ首相らに厳しすぎるだろうか。金正男氏の殺害事件をめぐる北朝鮮とのつばぜり合いが一段落しての、評価である。事件からおよそひと月半...
No time like the present!!
2017/4/1付 マレーシア、やぶれたり――。こう書いては、ナジブ首相らに厳しすぎるだろうか。金正男氏の殺害事件をめぐる北朝鮮とのつばぜり合いが一段落しての、評価である。事件からおよそひと月半...
2017/3/31付 理髪店に最も多く置かれている漫画は、さいとう・たかをさんの「ゴルゴ13」だという。大人の男性なら一度は手に取ったことがあるはずだ。「デューク東郷」を名乗る主人公は一匹おおか...
2017/3/28付 文部科学省は不思議な役所である。職員の再就職をめぐっては、ルールを大胆に破って天下りのあっせんに余念がない。その同じ官庁が、こと教科書検定となるとにわかにルール墨守の石部金...
2017/3/25付 「例の案件、こっちの関連だから」と先輩が親指なぞ立てて目配せする。「わかってます」と後輩。正式な指示でも機関決定でもないが、なぜか最優先事項となる。「聞いてないですよ」と反...
2017/3/24付 関西には「おため」という習わしがある。結婚祝いなどを受け取ったときに、その場で1割ほどのお礼を返すことだ。お祝いを包んでいた風呂敷に、ちょっとした品物を入れて返したのが始ま...
2017/3/19付 太平洋戦争に幕を引いた鈴木貫太郎が首相の座に就いたのは、72年前の4月7日である。サクラは満開のころだったろうか。親任式の控室で閣僚らは「大和」が撃沈された、との報に接した...
2017/3/17付 俵万智さんの「サラダ記念日」に、電話に出ぬ恋人への邪推をあれこれ巡らす歌がある。「この時間君の不在を告げるベルどこで飲んでる誰と酔ってる」。ケータイやメール全盛の昨今でも相...
2017/3/16付 並外れた技量や信念を持つ人は、強いオーラを放っている。1988年、米ピッツバーグ大の付属病院を訪ねた際にもそれを感じた。目立った特徴があるわけでもない一人の男性がこちらに歩...
2017/3/15付 今年が没後10年の作家、小田実さんの名言に「人間みなチョボチョボや」というのがある。人は生まれながらに自由で対等で、平等な存在だ――。標準語で説けばこんなふうに小難しくなろ...
2017/3/14付 指導者を選んだり政策を決めたりするうえで、完全に民主的な仕組みはありえない――。みもふたもない理屈である。これを理論的に証明したとされるのが、2月下旬に亡くなった米国の経済...
2017/3/10付 「災後」という言葉は昔からあったようだ。たとえば18世紀末の雲仙・普賢岳噴火を記録した明治時代の文献には「災後藩庁ノ用意」なる項目があるという。やはり明治期には、濃尾地震に...
2017/3/8付 昔、映画評論家の淀川長治さんがラジオ番組で、映画から学んだ人生訓の一つとして「悲しいから泣くのではない。泣くから悲しいのだ」という言葉をあげていた。これは実際に心理学や脳科学...
2014年にも同様の記事を書いております。 毎年恒例の啓蟄の日(前後することも)の三輪山登拝。 今年は啓蟄がちょうど日曜日にあたり、また天候も非常に良く快適でした。 実は12月にあった奈良マ...
2017/3/3付 「男どもが天下国家を論じて武器などを担いであちらこちら走り回っている間も、女たちは着実にエレガントに次の世代を用意してきた」。作家の池澤夏樹氏がそう書いている。人類が女性だけ...
2017/3/2付 1981年、米共和党のレーガン大統領が狙撃されて、病院に運び込まれた。手術台を取り囲んだ医師団を見上げ、「ところで君たちは共和党員だろうね?」。米国では気のきいたジョークを口...
2017/2/28付 台湾で「二・二八事件」が勃発したのは70年前のきょうのこと。鬱積していた中国国民党政権への不満が各地で反政府暴動として火を噴き、それを国民党政権は激しく弾圧した。当時の緊迫...
2017/2/26付 「降る雪や明治は遠くなりにけり」。昔を懐かしんだ俳人、中村草田男に、ただならぬ雪の句がある。「此日(このひ)雪一教師をも包み降る」「頻(しき)り頻るこれ俳諧の雪にあらず」「...
2017/2/25付 何年に1回かの「ハルキ祭り」とでもいうべきか。村上春樹さんの新作長編「騎士団長殺し」がきのう発売になり、例によって午前0時には一部の書店で売り場に行列ができた。2巻合計です...
2017/2/21付 インドで日用品の最大手は英蘭系ユニリーバの現地法人だ。農村の女性たちに商取引や契約の知識を教え、低所得者も買える値段でせっけんを売ってもらう事業モデルを築いた。現地法人の従...
2017/2/20付 世界地図を広げ赤道が領土を通っている国を数えると、11になる。一方、国名に赤道がつく国は世界中で2つある。そして、その双方に名を連ねているのは南米のエクアドルだけだ。首都の...