[春秋要約170617]「加計学園」獣医学部新設の行政手続きに関し政府の説明責任に疑問符はついたままだ。<40文字> #sjdis #sjyouyaku
2017/6/17付 イタリア・ルネサンス期の政治思想家マキャベリは「君主論」の中で、国のリーダーは「恐れられる存在であらねばならない」と書いた。なぜ、そう考えたのか。市民の力は侮れない。だから反旗...
No time like the present!!
2017/6/17付 イタリア・ルネサンス期の政治思想家マキャベリは「君主論」の中で、国のリーダーは「恐れられる存在であらねばならない」と書いた。なぜ、そう考えたのか。市民の力は侮れない。だから反旗...
2017/6/13付 「もし、天が落ちてきたら」。古代中国、杞(き)の国に心配で夜も眠れぬ者がいた。この故事から無用の心配を「杞憂」という。しかし、この者があの映像を目にしたら「やはり天は落ちる...
2017/6/11付 「2017年『保活』敗戦記」。月刊誌「東京人」の最新号が、こんなタイトルで働く女性4人の苦闘を紹介している。主に時間とおカネにゆとりのあるシニア男性を相手に、歴史散歩や鉄道...
2017/6/10付 トランプ米大統領をめぐるロシアゲート疑惑や英国の総選挙といった世界的なニュースの陰に隠れてはいるが、こちらも一大事だ。プロ野球の巨人軍が1975年に記録した球団史上ワースト...
2017/6/8付 経済学の教科書の定番といえばおじさん世代はポール・サミュエルソン。今はグレゴリー・マンキューだ。ブッシュ(子)政権で経済諮問委員会委員長を務めたハーバード大学のマンキュー教授...
2017/6/7付 「ねえ、どっか行こうよー」と子どもたちがせがむ。「つまんないな、日曜日なのに。ねえねえ、どっか行こうってば」。あまりの攻勢に、ゴロ寝を決め込んでいたお父さんもようやくその気に...
2017/6/4付 東京・新宿駅西口の「思い出横丁」は、今も戦後の闇市の風情を残す。副都心の高層ビル街とのギャップが面白いのか。SF映画の名作「ブレードランナー」が描く怪しげな路地を思わせるから...
2017/6/2付 「ほととぎす自由自在に聞く里は酒屋へ三里 豆腐屋へ二里」。江戸後期の狂歌師、頭光(つむりのひかる)の作だ。花鳥風月を楽しめる風流な土地は酒屋も豆腐屋も遠くて不便だなあ、という...
2017/6/1付 「金本位制の機能を略述せよ」「現下世界不況の原因を略述せよ」。これらは戦前に大蔵省の採用試験で出た問題だ。昭和9年刊行で、今で言う「就活」指南本の「就職への道」(松永義治著)...
2017/5/31付 民放の女性アナウンサーが以前ラジオ番組で、里帰り出産をした際のこんな話を紹介していた。自分がアシスタントとしていっしょに仕事をしていた放送作家の永六輔さんから、東北の実家に...
2017/5/30付 週の初っぱなから、騒々しいことである。北朝鮮がきのう早朝、今年9度目のミサイルを発射した。隠岐諸島から300キロ北に落ちている。日本にとっては庭先のような所だ。イタリアでの...
2017/5/27付 「流星号、流星号、応答せよ」。アラカンの方々ならおぼえているのではないか。50年以上前に放映されたSFアニメ「スーパージェッター」で主人公が口にした定番のセリフである。腕時...
2017/5/26付 これで官房長官のいう「怪文書」から、最初の1字が取れることになるのか。特区での獣医学部の開設をめぐり「総理のご意向」などと記されたペーパーのことだ。文部科学省の前の事務次官...
2017/5/25付 学生が角材や火炎瓶を手に機動隊と激突する。そんな時代があったと聞いても若い人には実感がわかないかもしれない。だが団塊の世代であれば様々な光景が目に浮かぶはずだ。東大安田講堂...
2017/5/24付 東京電力福島第1原子力発電所から約10キロ。前の日曜、福島県富岡町の知人(72)宅の除草を手伝った。同町は今年4月、町民の7割が住んでいた区域の避難指示を解除した。が、知人...
2017/5/22付 米国ではカーター大統領が就任し、中国共産党が文化大革命の終結を宣言した1977年。日本である漫画雑誌が産声をあげた。小学館の「月刊コロコロコミック」だ。小学校4~6年生の男...
2017/5/20付 東京・六本木の国立新美術館で22日まで開かれている草間彌生展がにぎわっている。平日の昼にもかかわらず、まず外の入場券売り場で30分前後。展示室入り口でもほぼ同程度。2回の行...
2017/5/19付 ある場所でこんなフレーズに接し、膝を打った。「町おこしに必要なのは若者、バカ者、よそ者だ」。お節介を承知で読み解けば、よく動いて活気に満ちた人、常識にとらわれずに新鮮でとっ...
2017/5/17付 「南太平洋の十字路」と呼ばれるフィジー。10年ほど前、地元の人に乗せてもらい、島内を車で走ったことがある。街を抜ければ人家もまばら。信号も対向車も見かけない。ところが小学校...
2017/5/15付 別に聞き耳を立てているわけではないけれど街角で、車中で、酒場で、ひと様の会話に、思わず引き込まれてしまうことがある。最近、「ヘアドネーション」という言葉に出合った。医療用か...