[春秋要約170619]東京都議選は「都民ファーストの会」と都議会自民党の戦いが激しくなりそうだ。<37文字> #sjdis #sjyouyaku
2017/6/19付 前線が沖縄あたりにとどまり、なかなか北上しない。カラ梅雨気味の日々が続く。紫や白の花弁であでやかさを競うハナショウブも、引き立て役の雨の潤いがなくては、物足りなげな風情だ。...
No time like the present!!
2017/6/19付 前線が沖縄あたりにとどまり、なかなか北上しない。カラ梅雨気味の日々が続く。紫や白の花弁であでやかさを競うハナショウブも、引き立て役の雨の潤いがなくては、物足りなげな風情だ。...
2017/6/13付 「もし、天が落ちてきたら」。古代中国、杞(き)の国に心配で夜も眠れぬ者がいた。この故事から無用の心配を「杞憂」という。しかし、この者があの映像を目にしたら「やはり天は落ちる...
2017/6/8付 経済学の教科書の定番といえばおじさん世代はポール・サミュエルソン。今はグレゴリー・マンキューだ。ブッシュ(子)政権で経済諮問委員会委員長を務めたハーバード大学のマンキュー教授...
2017/6/7付 「ねえ、どっか行こうよー」と子どもたちがせがむ。「つまんないな、日曜日なのに。ねえねえ、どっか行こうってば」。あまりの攻勢に、ゴロ寝を決め込んでいたお父さんもようやくその気に...
2017/6/1付 「金本位制の機能を略述せよ」「現下世界不況の原因を略述せよ」。これらは戦前に大蔵省の採用試験で出た問題だ。昭和9年刊行で、今で言う「就活」指南本の「就職への道」(松永義治著)...
2017/5/30付 週の初っぱなから、騒々しいことである。北朝鮮がきのう早朝、今年9度目のミサイルを発射した。隠岐諸島から300キロ北に落ちている。日本にとっては庭先のような所だ。イタリアでの...
2017/5/29付 医師として、多くのがん患者に告知をしてきた。しかし自分自身ががんを告知される立場になり、初めて気づいたことがたくさんあった――。財政破綻した夕張市で医療再建に取り組んだこと...
2017/5/26付 これで官房長官のいう「怪文書」から、最初の1字が取れることになるのか。特区での獣医学部の開設をめぐり「総理のご意向」などと記されたペーパーのことだ。文部科学省の前の事務次官...
2017/5/25付 学生が角材や火炎瓶を手に機動隊と激突する。そんな時代があったと聞いても若い人には実感がわかないかもしれない。だが団塊の世代であれば様々な光景が目に浮かぶはずだ。東大安田講堂...
2017/5/24付 東京電力福島第1原子力発電所から約10キロ。前の日曜、福島県富岡町の知人(72)宅の除草を手伝った。同町は今年4月、町民の7割が住んでいた区域の避難指示を解除した。が、知人...
2017/5/18付 1989年は、国内外ともに大きなニュースが重なった。昭和天皇の崩御による平成への改元、消費税の導入、リクルート事件に関連した竹下内閣総辞職、幼女連続誘拐殺人事件……。突発事...
2017/5/17付 「南太平洋の十字路」と呼ばれるフィジー。10年ほど前、地元の人に乗せてもらい、島内を車で走ったことがある。街を抜ければ人家もまばら。信号も対向車も見かけない。ところが小学校...
2017/5/11付 激動の現代史が歩いているような人である。韓国の新しい大統領になった文(ムン)在寅(ジェイン)氏のことだ。両親は1950年からの朝鮮戦争で半島の北から南へ逃れた。文氏は貧しか...
2017/5/4付 「人体冷えて東北白い花盛り」。金子兜太さんの句は、様々なイメージを喚起する。白い花はサクラか5月のリンゴか。「人体」という言葉には、生と死を包摂する響きがある。半世紀も前の作...
2017/5/3付 「赤とんぼ」や「からたちの花」など日本的な詩情にあふれた名曲を多く生んだ山田耕筰は、音楽の国際的な交流にも情熱をかたむけた。その取り組みがめぐりめぐって、日本国憲法の中身に決...
2017/5/2付 「でもしか教師」という言葉が、かつてあった。戦後復興から高度成長期にかけて、教員の数が足りないため大量採用が続き、さほど苦労せずに小中学校の先生になることができた時代の話だ。...
2017/4/15付 クリを拾いにひとり山へ入った寺の小僧さん。夢中になっているうちに日は沈み、道に迷ってしまった。途方に暮れて歩いていると一軒の家に出くわす。中からは親切そうなおばあさんが現れ...
2017/4/13付 265年続いた江戸幕府が終わったのは、薩長同盟が成ったからだといってもいい。宿敵だった薩摩、長州両藩の重臣が京の地で政治、軍事密約を結ぶ。それでも薩摩を信用しきれない長州の...
2017/4/9付 「もう行かないとな」「思いきって行っちゃいなさい」。昭和のホームドラマには、こんなセリフがよく出てきた。結婚の話である。お嫁に行きなさい、もう行きなさい……。親たちは娘をこう...
2017/4/8付 週末をひかえた花見気分に冷水を浴びせかける一報だった。化学兵器の使用が疑われるシリアのアサド政権の空軍基地へ、米軍が多数の巡航ミサイルを艦船から放ったという。「赤ちゃんさえ残...