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[春秋要約170129]半世紀前「ノロの神祭り」に出会った海外の民族学者の写真が加計呂麻島再生を応援。<39文字> #sjdis #sjyouyaku

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2017/1/29付

悪い子は地獄行きだぞ!」。恐ろしい鬼の声が響く。巨大な角が生え全身を毛が覆う。鈴を鳴らし街を練り歩く。仮装の若者が異界のものを演じるウィーンの祭りだ。ここで育った民族学者ヨーゼフ・クライナーさん(76)はよく似た風習のある日本の研究を志した
▼昭和37年春、22歳だった。列車と船を乗り継ぎ、奄美の加計呂麻島についた。風景に息をのむ。子供たちと遊び古老に話を聞いた。去り際に「ノロの神祭り」に出合う。海のかなたからの来訪神「まれびと」が幸せを運ぶ祭りだ。どんな小村にも奥深い習俗がある肌で感じたことが、日本学などの数々の業績につながる。
政府は近く奄美群島などの地域を世界自然遺産に推薦する。多様な自然の保全が急がれている。そこで生きる人の営みも変わった人口が減り活気が消えた祭りも途絶えたままだ。島のある瀬戸内町が写真集「加計呂麻島」を作った。昔の景色を呼び戻したいとの思いからだ。当時クライナーさんが撮った写真が蘇(よみがえ)った
▼島には移住者が増え神社や拝所などの建物を再建する動きも出てきたそうだ。写真には海や山、暮らしや祭りが鮮明に写る子供の笑い声や祈りの言葉も聞こえてくる。ハブよけの棒を手に山道を行く若い研究者の姿もある。別世界からの訪問者のようだ。半世紀を経た「まれびと」の贈り物が島の再生を応援している

要約

[299/300文字]
ウィーン育ちの民族学者ヨーゼフ・クライナーさんは日本の研究を志した。
昭和37年春、奄美の加計呂麻島で海からの来訪神「まれびと」が幸せを運ぶ「ノロの神祭り」に出合う。
肌で感じたことが、日本学などの数々の業績につながる。

島のある瀬戸内町が昔の景色を呼び戻したいと作った写真集「加計呂麻島」で蘇ったクライナーさんの写真には、海や山、暮らしや祭りが鮮明に写る。
子供の笑い声や祈りの言葉も聞こえてくる。
ハブよけの棒を手に山道を行く若い研究者の姿は、別世界からの訪問者のようだ。
政府は近く奄美群島などの地域を世界自然遺産に推薦する。

島には移住者が増え、神社や拝所などの建物再建の動きも出てきたそうだ。
半世紀を経た「まれびと」の贈り物が島の再生を応援している。

[198/200文字]
民族学者ヨーゼフ・クライナーさんは、昭和37年春、加計呂麻島で海からの来訪神が幸せを運ぶ「ノロの神祭り」に出合う。

そんなクライナーさんの写真が蘇った。
海や山、暮らしや祭り、子供の笑い声や祈りの言葉も聞こえる。
ハブよけの棒を手に山道を行く若い研究者の姿は、別世界からの訪問者のようだ。
政府は近く奄美群島などの地域を世界自然遺産に推薦する。

移住者が増え、建物再建の動きも出てきた。
半世紀を経た来訪神の贈り物が島の再生を応援している。