[春秋要約170823]トランプ米大統領の側近バノン氏の解任。米国の混迷は世界の混迷。いつまで続くのか。<40文字> #sjdis #sjyouyaku
2017/8/23付 レーニン主義者だ、という。ちょうど1世紀前に起きたロシア革命の指導者の手法にならって政権を奪取し、国のかじ取りをしようとしていたのだろうか。トランプ米大統領の側近中の側近と...
No time like the present!!
2017/8/23付 レーニン主義者だ、という。ちょうど1世紀前に起きたロシア革命の指導者の手法にならって政権を奪取し、国のかじ取りをしようとしていたのだろうか。トランプ米大統領の側近中の側近と...
2017/8/19付 吉田戦車さんの「伝染(うつ)るんです。」といえば、平成のはじめに大ヒットした不条理ギャグ漫画である。そこに登場するキャラクターの一つが「かわうそ君」だった。人間と融合したよ...
2017/8/15付 終戦の日と月遅れのお盆が重なるこの時期、列島は人々の鎮魂の祈りに満たされる。無謀で悲惨だった先の戦争を振り返り、犠牲者を静かに追悼する大切なひとときだが、今年は何か心...
2017/8/14付 男女とも日本は2位で、トップが香港――。昨年の平均寿命を厚生労働省が国際比較した結果だ。女性の平均寿命といえば長らく日本が世界一で、それをわが国の誇りとして語る向きも...
2017/8/13付 14~15世紀に最盛期を迎えた海洋通商国家ベネチアは、地中海沿岸の主要都市や英国などとの航路にルールを設けていた。船は国有とし、輸送料を払えば誰でも荷を積めた。料金には上限...
2017/8/12付 Ochaya。日本人が目にすればつい「お茶屋」と変換して読みたくなる看板を、タイの首都バンコクのあちこちで見かける。街なかを走る鉄道の駅やショッピング・モールといった人通り...
2017/8/10付 「作品は素晴らしすぎて発売できません」。1988年6月22日付の全国紙に奇妙な広告が載った。東芝傘下のレコード会社「東芝EMI」は忌野清志郎さん率いるロックバンド「RCサク...
2017/8/8付 再来年の世界文化遺産への登録をめざす推薦候補に大阪府の「百舌鳥(もず)・古市古墳群」が選ばれた、という。数年前、堺市に広がる百舌鳥古墳群を4時間かけ歩いたことを思い出す。大き...
2017/8/5付 明治20年、東洋大学の前身の私学哲学館を29歳で創立した井上円了は、全国各地への講演活動をライフワークにした。最初は寄付金集めが狙いだったが、民衆が学ぶことの大切さに目を開か...
2017/7/28付 ヒッピー風の若者2人が、ガス欠らしきクルマを押して田舎道をえっちらおっちら――。と書けば、シニア世代の方々はあのコマーシャルを思い浮かべよう。気楽に行こうよ おれたちは……...
2017/7/27付 国どうしが情報戦を繰り広げるインテリジェンスの世界には、「鏡像」と呼ばれる落とし穴があるのだという。電話を盗聴し、スパイを送り、情報を集める。そのうえで相手の動きを予測する...
2017/7/25付 半眼で身じろぎもせずに、土俵の下で取組を待つその姿は、まるで悟りを得た人のようであった。大相撲名古屋場所で最多勝記録を更新し、39回目の優勝をも遂げた横綱白鵬である。気高さ...
2017/7/22付 「不実な野郎だなあ」「てめえのような不実なやつが」――。むかしの落語や講談のたぐいには、昨今はさほど聞かなくなった「不実」という言葉がよく出てくる。言文一致に挑んだ二葉亭四...
2017/7/17付 昭和天皇の玉音放送に至るまでの24時間を描いた岡本喜八監督の映画「日本のいちばん長い日」に、印象的な場面がある。東京・市ケ谷の陸軍省の裏庭で軍の機密書類が大量に燃やされ、夏...
2017/7/3付 「築地はほんとうにすばらしい所です。私には忘れられない、まったく夢のような日本の思い出です。……私にとっては、世界の博物館のすべてに匹敵しますね」。2009年に100歳で亡く...
2017/6/28付 「将棋の棋士は一種の聖者」。観戦記者の中平邦彦さんが、随筆でこんな説を紹介している。実力の世界で、禁欲と自己抑制により英雄的な地位を得る。同時に世俗的な関心は薄く、常識はず...
2017/6/27付 滋賀県が繊維産地として発展したのは、琵琶湖の恵みによるところが大きいという。湖面からの湿った空気で近江盆地は適度にうるおい、織物づくりに向いていたのだ。養蚕や製糸の伝統も長...
2017/6/24付 「私が今死んだら、人はどう思うでしょうか」。おとつい病で亡くなったアナウンサーの小林麻央さんが、昨年つづった文の一節だ。若いのにかわいそう? そう思われたくはない。なぜなら...
2017/6/15付 アルゼンチン生まれの世界的な指揮者ダニエル・バレンボイム氏は11日、パレスチナ自治区のヨルダン川西岸でタクトを振った。1967年6月の第3次中東戦争、いわゆる6日間戦争でイ...
2017/6/13付 「もし、天が落ちてきたら」。古代中国、杞(き)の国に心配で夜も眠れぬ者がいた。この故事から無用の心配を「杞憂」という。しかし、この者があの映像を目にしたら「やはり天は落ちる...