[春秋要約170830]きのうは北朝鮮のミサイルに胸がざわついた。正恩氏は早く交渉の卓につかないものか。<40文字> #sjdis #sjyouyaku
2017/8/30付 いにしえ、起き抜けに視覚に入ったものが美しく清らかだった時など「朝目よし」といったらしい。いい一日になる、というのである。それとは逆にきのうは「朝目わるし」とでもいおうか。...
No time like the present!!
2017/8/30付 いにしえ、起き抜けに視覚に入ったものが美しく清らかだった時など「朝目よし」といったらしい。いい一日になる、というのである。それとは逆にきのうは「朝目わるし」とでもいおうか。...
2017/8/19付 吉田戦車さんの「伝染(うつ)るんです。」といえば、平成のはじめに大ヒットした不条理ギャグ漫画である。そこに登場するキャラクターの一つが「かわうそ君」だった。人間と融合したよ...
2017/8/2付 かつて「特捜神話」というものがあった。東京や大阪の地検特捜部は巨悪に目を凝らし、わるいやつらを眠らせず、必ずや不正にメスを振るう。人々はそんなイメージを抱いていた。あるときは...
2017/7/25付 半眼で身じろぎもせずに、土俵の下で取組を待つその姿は、まるで悟りを得た人のようであった。大相撲名古屋場所で最多勝記録を更新し、39回目の優勝をも遂げた横綱白鵬である。気高さ...
2017/7/24付 「インスタ映え」がヒット商品づくりのカギだと言われ始めて数年たつ。スマートフォンなどで撮影した写真をネットに投稿、公開できるサービスがインスタグラム。ここで大勢の利用者が感...
2017/7/21付 昭和8年(1933年)。ドイツでナチス政権が誕生し、特高警察に逮捕された作家の小林多喜二が拷問を受け死亡したその年に作詞・西条八十、作曲・中山晋平の「東京音頭」が大流行した...
2017/7/16付 出だしは不振だったNHKの連続テレビ小説「ひよっこ」の視聴率が、ここへきて上向いている。理由のひとつが、主人公が住むことになった古アパートの住人たちだという。漫画家の卵や毒...
2017/7/13付 昭和の世相史には、しばしば「押し屋」が登場する。ラッシュの駅で、満員電車に客をぎゅうぎゅう押しこむ係のことだ。1955年10月、国鉄新宿駅のホームにアルバイト学生の押し屋が...
2017/6/30付 ラブ・コネクション。薬物の密輸に使われる手口の一つである。犯罪組織のメンバーが言葉巧みに日本人女性に近づき、恋愛感情を利用して運び屋に仕立て上げる。取り締まり当局から警戒さ...
2017/6/20付 イソップ物語には、よくアリが出てくる。その日暮らしのキリギリスを尻目にせっせと食糧を蓄え、冬に備える寓話(ぐうわ)はご存じのとおり。動けぬサナギをからかっていたアリが、羽化...
2017/6/11付 「2017年『保活』敗戦記」。月刊誌「東京人」の最新号が、こんなタイトルで働く女性4人の苦闘を紹介している。主に時間とおカネにゆとりのあるシニア男性を相手に、歴史散歩や鉄道...
2017/6/9付 往年のフォークの名曲に「雨が空から降れば」というのがあった。ちょうど今ごろの季節の情景だろうか、別役実さんの詞は、街のさまざまなものがしとしと降る雨に溶けこんでいく様子を描い...
2017/6/2付 「ほととぎす自由自在に聞く里は酒屋へ三里 豆腐屋へ二里」。江戸後期の狂歌師、頭光(つむりのひかる)の作だ。花鳥風月を楽しめる風流な土地は酒屋も豆腐屋も遠くて不便だなあ、という...
2017/5/25付 学生が角材や火炎瓶を手に機動隊と激突する。そんな時代があったと聞いても若い人には実感がわかないかもしれない。だが団塊の世代であれば様々な光景が目に浮かぶはずだ。東大安田講堂...
2017/5/23付 女子工員たちが昼休みに歌うロシア民謡。寮母さんがいつも口ずさんでいる青春歌謡。NHKの連続テレビ小説「ひよっこ」に流れる歌に、若い世代も新鮮な印象を抱くらしい。1964年の...
2017/5/18付 1989年は、国内外ともに大きなニュースが重なった。昭和天皇の崩御による平成への改元、消費税の導入、リクルート事件に関連した竹下内閣総辞職、幼女連続誘拐殺人事件……。突発事...
2017/5/13付 さきごろ華々しく開業した「GINZA SIX」は、いま東京で人がいちばん集まる場所だろう。銀座で最大という商業施設だが、その広いフロアも客でぎっしり。ラッシュアワーの雑踏み...
2017/4/28付 2年前に芥川賞を受けたタレント、又吉直樹さんの第2作「劇場」を読もうと、文芸誌「新潮」4月号を手に取った。原稿用紙約300枚の長編恋愛小説を堪能した。同じ号に大城立裕さんの...
2017/4/27付 政治家の失言にはいろいろなパターンがある。ウケをねらって口を滑らせる脱線型、持論に固執する確信犯型、野党やマスコミの追及に逆ギレする興奮型……。その昔には「自分は侠客(きょ...
2017/4/24付 学芸員は観光振興のがん――。ある大臣の発言が2つの面で波紋を呼んでいる。まずは学芸員の役割を巡る独自の見解だが、これは当の学芸員の方々も交え、大いに議論すればいい。気になる...