[春秋要約170808]「日本ファーストの会」設立や民進党元幹部の離党。未来も見据えた政策が待たれる。<39文字> #sjdis #sjyouyaku

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 1

2017/8/8付

再来年の世界文化遺産への登録をめざす推薦候補に大阪府の「百舌鳥(もず)・古市古墳群」が選ばれた、という。数年前、堺市に広がる百舌鳥古墳群を4時間かけ歩いたことを思い出す。大きさに圧倒されっぱなしだったが、すぐそばまで民家が迫る姿も意外な発見であった。
▼堀に残骸のような橋がかかっていたのは「いたすけ古墳」だ。戦後の一時期は民有地で、土砂を採取後、宅地にして売る計画があったらしい。橋は重機を通すためである。反対運動が盛り上がって市が買い取り、「古墳は文化財」との意識が生まれるきっかけとなった。今はタヌキが住み着き、橋板に座ってエサをねだる
▼堂々たる存在感で時の重みを語りながら、人々の日常にも溶け込んだレガシーだ。どう守って、魅力を伝えるか。さらには史実の解明も期待したい。実は大型古墳は4世紀末ごろまで、内陸の奈良盆地に多く造営されたが、5世紀初めには海側の古市や百舌鳥に立地が移動したという。政権交代があった、との説も有力だ。
▼現代の国政も慌ただしい。小池百合子都知事に近い衆院議員が政治団体「日本ファーストの会」を設立した。先日は民進党の元幹部も離党を表明新党の文字も飛び交う。かつて古墳群が動いたような政治の節目となるかどうか。ただ、政権交代への民の目は厳しい。歴史的使命を自覚し、未来も見据えた政策が待たれる

要約

[300/300文字]
世界文化遺産への登録をめざす推薦候補に大阪府の「百舌鳥・古市古墳群」が選ばれた。

堂々たる存在感で時の重みを語りながら、人々の日常にも溶け込む。
どう守って、魅力を伝えるか。
さらには史実の解明も期待したい。
実は大型古墳は4世紀末ごろまで、内陸の奈良盆地に多く造営されたが、5世紀初めには海側の古市や百舌鳥に立地が移動したという。
政権交代があった、との説も有力だ。

現代の国政も慌ただしい。
小池百合子都知事に近い衆院議員が政治団体「日本ファーストの会」を設立した。
先日は民進党の元幹部も離党を表明、新党の文字も飛び交う。
かつて古墳群が動いたような政治の節目となるかどうか。
ただ、政権交代への民の目は厳しい。
歴史的使命を自覚し、未来も見据えた政策が待たれる。

[198/200文字]
大阪府の「百舌鳥・古市古墳群」は、存在感がありながら、人々の日常にも溶け込む。
大型古墳は5世紀初めに内陸の奈良盆地から海側の古市や百舌鳥に立地が移動したという。
政権交代があった、との説も有力だ。

現代の国政も慌ただしい。
小池知事に近い衆院議員が政治団体「日本ファーストの会」を設立。
民進党の元幹部も離党を表明、新党の文字も飛び交う。
政治の節目となるか。
ただ、政権交代への民の目は厳しい。
歴史的使命を自覚し、未来も見据えた政策が待たれる。