毎年高校時代の友人家族と、海の日前後に旅行することが恒例となっている。
今年は自分が幹事になっていて、行き先を決めることに。
大人にとっては、なるべく子どもを自由に遊ばせることができ
その隙に、BBQをしたり呑んだりできればよい。
子どもたちが昼の間に力の限り遊んでくれれば、夜は大人の時間である。
これまでは、淡路島や琵琶湖、愛知、鳥取方面などに行っていたが
今回は初の丹後半島。
昨年たまたま丹後半島に行ってみたところ
色んな意味でいい感じだったので、
「来年の旅行はここやねぇ」と相方と話していた。
そして、実は宿泊したいと思っていた施設も決めていたのだが
2ヶ月前からの予約ということで、受付開始時間に電話をしたものの
激戦だったらしく予約できずに別の所を予約することに。
さて、我が海無し県から海水浴と言えばこれまで
兵庫・和歌山・三重の海に行くことが多く
どこの海に行くかという話題で
丹後半島の名前を聞くことは無かった。
理由は判らないが、紀伊半島の海無し県の人間というか
自分の勝手なイメージから
日本海=カニ、荒れている、泳ぐところではない
という偏ったイメージがあったことと
「半島」というと紀伊半島を思い浮かべてしまい
遠くて移動に不便な印象があったからじゃないかと思う。
ところが、実際行ってみると
京都縦貫自動車道のおかげで3時間程度で目的地周辺まで行けるし
丹後半島内での移動も、混まないしラクということがわかった。
3時間なら、他の近畿圏の海水浴場へ行くのと変わらないか近いくらい。
そして丹後半島と言えば、何より有名なのが「天橋立」で
ここにも広い駐車場と海水浴場があるのだが
日本海側に出れば、海岸にそって大小色々な海水浴場が点在している。
詳しくは、このサイトが充実していて、色々参考にさせてもらった。
昨年は琴引浜海水浴場に行ってみたのだが、そこそこ大きな海水浴場で
時期もあるとは思うけど割と人もいてにぎわいのあるところだった。
水も綺麗で、数家族しか来ていないプライベートビーチ状態!!
波も穏やかで、目が届くので子どもを自由に遊ばせることができる。
本当はサビキとかで釣りもしたかったのだが
今回のところでは魚影が確認できず断念。
他のところでは結構釣っている人も見かけたので、またチャレンジしたい。
2日目は天橋立海水浴場へ行った。
こっちは、海水浴客と観光客がいたこともあって駐車場も混んでいた。
昼ごろに着いたのだが、海水浴場から少し距離のある
市営の駐車場に車を停めることになった。
距離のある分広くて停めやすいが、
それでもハイシーズンは満車になることもあるんじゃないかと思う。
ひとまずは、天橋立を見下ろすことのできる
天橋立ビューランドに行って、それから海水浴に行った。
ちなみに駐車場の目の前は海で、ここでサビキ釣りをしている人も見かけた。
大漁というわけではなさそうだったけど、海面を跳ねる魚もいたので
日によってはお手軽な感じで良さげ。
船釣りやら磯釣りなんかもいいけど
最低限の道具だけで何となくふらっと行って
防波堤から釣りをするとか、海無し県の僕からしたらすごく羨ましい。
他の海水浴場と比べた時に丹後半島の難点といえば「天候」だと思う。
丹後半島は天候が不安定らしく、
週間天気予報では土日の両日とも崩れそうな予報だった。
実際、今にも雨の振りそうな怪しい雲も見かけてヒヤヒヤしたが
何とか天気に恵まれて2日間を過ごすことが出来た。
予定を組む際には、急な雨の場合のことも考えておかないといけない。
そんな可能性もあるにはあるが、それを差し引いてものんびり過ごせる。
子連れで海水浴&釣りなら丹後半島がオススメだ。おそらく来年も行くと思う。