[春秋要約170516]「IoT」社会と人体の神経は共通点が多く、サイバー攻撃対策は健康管理と同様だ。<39文字> #sjdis #sjyouyaku
2017/5/16付 神経の病気は怖い。たとえば、耳の奥の方でウイルスが増殖した場合だ。聞こえ方が悪くなり、口やまぶたも、うまく動かなくなる。歩くとふらつき味にも鈍感に。症状が次々に広がるのは、...
No time like the present!!
2017/5/16付 神経の病気は怖い。たとえば、耳の奥の方でウイルスが増殖した場合だ。聞こえ方が悪くなり、口やまぶたも、うまく動かなくなる。歩くとふらつき味にも鈍感に。症状が次々に広がるのは、...
2017/5/14付 連休中、神戸の地下街でカフェを探した。紫煙をくゆらす客がいる店はすいている。逆にドアに禁煙マークがある所は女性を中心ににぎわっていた。平日だったりすると各店の客層や入りは違...
2017/5/9付 20世紀も終わりに近づいたころ、日本とフランスの間に緊張感がただよったことがある。南太平洋でフランスが核実験を繰り返したため、わが国の対仏世論が硬化したのである。フランスは核...
2017/5/6付 日本画家、鏑木清方さんが愛した花の一つがアジサイだ。昭和11年に発表した随筆に、その原点を記している。幼い頃、東京・築地の外国人居留地に並ぶ家々の生け垣に、この花をよく見た。...
2017/4/30付 ヤマト運輸のクロネコのマークにはひな型がある。米国のトラック輸送会社、アライド・ヴァン・ラインズ社が使っていた三毛猫の親子のマークだ。1957年、両社が業務提携したときに、...
2017/4/27付 政治家の失言にはいろいろなパターンがある。ウケをねらって口を滑らせる脱線型、持論に固執する確信犯型、野党やマスコミの追及に逆ギレする興奮型……。その昔には「自分は侠客(きょ...
2017/4/26付 東京・竹橋の国立公文書館での特別展「誕生 日本国憲法」をのぞいた。施行から70年の節目に、館に所蔵される数多くの貴重な資料などで、草案から憲法が生まれるまでを丁寧に振り返っ...
2017/4/20付 東京都内で会社を経営する男性に聞いた話だ。ある画家に油彩で肖像を描いてもらった。絵が完成するまでの間に不思議なことが起きたという。画布にはまず、祖父にそっくりな人が浮かび上...
2017/4/19付 鏡のような海。この表現がぴたり当てはまるのは長崎県の諫早湾だろう。湾の北側を走るJR長崎本線の車窓にも、南側に敷かれた島原鉄道の行く手にも、にぶく光る真っ平らな海が広がる。...
2017/4/17付 伊丹十三監督の映画「タンポポ」は本筋を離れた小話が面白い。そのひとつに、企業の幹部が取引先の重役連をフランス料理でもてなす段がある。分厚いメニューを渡され、みんな無難に舌平...
2017/4/8付 週末をひかえた花見気分に冷水を浴びせかける一報だった。化学兵器の使用が疑われるシリアのアサド政権の空軍基地へ、米軍が多数の巡航ミサイルを艦船から放ったという。「赤ちゃんさえ残...
2017/4/7付 4月 やってくるよ 彼女は…。サイモン&ガーファンクルの「4月になれば彼女は」の出だしである。作詞作曲したポール・サイモン氏は米国の東部で生まれ育った人だけれど、日本人の琴線...
2017/4/2付 数日前の夕、東京の上野公園に足を運んだ。三分咲きほどのサクラの下、青のシートに料理や飲み物を並べ若者たちがはしゃいでいる。ロープを張った中で1人スマホに見入る場所取りの男性も...
2017/3/30付 夢のようだ。指がふれると、リンゴが金にかわった。木の枝もテーブルもたちまち、まばゆい黄金になる。うかれるうちに、恐ろしいことに気づく。パンも飲み物も口にできない。娘を抱きし...
2017/3/29付 メタボ対策が主の一登山者の分際でも、雪の怖さなら少々覚えがある。ミズバショウを探した初夏の尾瀬で残雪に何度も尻もちを突いた。梅雨時分、雪原が広がる谷川岳の山頂付近で立ち往生...
2017/3/28付 文部科学省は不思議な役所である。職員の再就職をめぐっては、ルールを大胆に破って天下りのあっせんに余念がない。その同じ官庁が、こと教科書検定となるとにわかにルール墨守の石部金...
2017/3/23付 できることなら春に桜の花の下で死にたいものだ。お釈迦様が亡くなられたという2月の満月のころに……。西行がこんな思いを歌によんだことは、よく知られている。おどろくのは、その願...
2017/3/20付 東京の下町を散策していて街角の和菓子屋でまんじゅうを買った。二つに割ると、あんこが緑色だ。昨今は抹茶ブームだからな、と思いつつ齧(かぶ)りつくと見当外れだった。草団子風だが...
2017/3/18付 たいしたことはないよ。福沢諭吉の学力をずばっと斬った人がいる。榎本武揚である。幕府がたおれると、海軍を率い北海道を占領。新撰組の土方歳三とともに箱館戦争を戦った軍人だ。降伏...
2017/3/16付 並外れた技量や信念を持つ人は、強いオーラを放っている。1988年、米ピッツバーグ大の付属病院を訪ねた際にもそれを感じた。目立った特徴があるわけでもない一人の男性がこちらに歩...