[春秋要約170202]大谷翔平選手がWBCに投手としては参加しないが、打者でもかなりの戦力なので楽しみだ。<40文字> #sjdis #sjyouyaku
2017/2/2付 いまから100年前、米名門球団レッドソックスで入団4年目の左腕投手が大活躍していた。初年度こそ2勝だったが、翌シーズンから18勝、23勝と積み上げ、この年は24勝を記録。審判...
No time like the present!!
2017/2/2付 いまから100年前、米名門球団レッドソックスで入団4年目の左腕投手が大活躍していた。初年度こそ2勝だったが、翌シーズンから18勝、23勝と積み上げ、この年は24勝を記録。審判...
2017/1/30付 「見えない洪水」。情報があふれる社会に潜むあやうさを、宇宙開発で有名な工学者、糸川英夫さんたちはそう名づけた。いずれ訪れるかもしれない危機を「ケースD」という近未来小説にま...
2017/1/29付 「悪い子は地獄行きだぞ!」。恐ろしい鬼の声が響く。巨大な角が生え全身を毛が覆う。鈴を鳴らし街を練り歩く。仮装の若者が異界のものを演じるウィーンの祭りだ。ここで育った民族学者...
2017/1/28付 1953年は冷戦が深まった年である。このころ、米国とソ連は核兵器の開発競争にしのぎを削り、相次いで水爆実験に踏み切っていた。第2次大戦の直後から「世界終末時計」を公表してき...
2017/1/26付 「洛中」とは京都の古くからの市街地をさす。その域内で最も古い建造物といわれるのが大報恩寺、別名、千本釈迦堂の本堂だ。1227年建立の国宝である。太い柱には「応仁の乱」の時の...
2017/1/24付 先週、世界でもかなり重量級といえる首脳たちの演説に、相次いで触れる機会があった。まず中国の習近平国家主席。スイスのダボスで開いた国際会議で保護主義への反対を訴えた。次いで、...
2017/1/23付 「寒いなあ、今晩は鍋だね」「何鍋にする? 鶏? 牡蠣(かき)?」。きょうも日本中で、こんなやり取りが繰り返されているはずだ。冬は鍋にすれば献立がラク、という主婦も多い。家事...
2017/1/20付 「よし、わかった!」。角川映画の「金田一耕助」シリーズには、事件に出くわすと早合点してこう叫ぶ警部がいつも出てきた。大して調べもしないうちに「わかった」だから、その推理は見...
2017/1/17付 「これから何をやるつもりか?」。江戸幕府の大政奉還の直後、西郷隆盛が坂本龍馬に聞いた。「新政府の役人などまっぴらごめんだ。世界の海援隊でもやるかな」。倒幕に奔走した志士の答...
2017/1/16付 ゴルフのロリー・マキロイ選手が3年後の東京五輪に参加しないと表明した。ジカ熱への感染を懸念してスター級がほとんど出なかったリオ五輪に続き、凡戦を見せられるのかとがっかりであ...
2017/1/15付 米国の経済学者ポール・サミュエルソンは若いころ、著名な数学者のスタニスワフ・ウラムに問いかけられた。「真理であり、かつ自明でない社会科学の定理を、ひとつ教えてくれ」。自然科...
2017/1/14付 かつてはごく普通に、むしろ肯定的な意味合いで使われていたが、いまでは使うべきではないとされる言葉がある。「寿退職」もそのひとつだ。結婚した女性はみな会社を辞め、それが祝福さ...
2017/1/13付 約300と0。トランプ次期米大統領が、昨年11月の選挙での勝利後「ありえない!」などツイッターに投稿をした数と記者会見に応じた回数だ。その0が、やっと1になった。10本もの...
2017/1/12付 平成の世も来年かぎりか……。こんな感慨に包まれている人は少なくないだろう。天皇陛下の退位のスケジュールがにわかに浮上した。菅義偉官房長官のコメントは「承知していない」だが、...
2017/1/11付 ウィリアム・シェークスピアはちゃめっ気があった。ある時、王役の人気俳優がファンと密会の約束をするのを盗み聞いた。なりすまし先回りする。本人が来ると「(英王室の開祖)ウィリア...
2017/1/10付 2011年から12年、本紙に連載された安部龍太郎さんの小説「等伯」の終盤は、何度読んでも心が揺さぶられる。絵師の長谷川等伯が首をかけて豊臣秀吉のために描いた水墨画「松林図屏...
2017/1/9付 夏の朝、1機の偵察機が消息を絶った。撃墜されたようだ。第2次大戦末期、イタリアの島からフランスに向けて、地中海を飛行中だった。操縦士は仏作家サン・テグジュペリ。ナチスドイツに...
2017/1/7付 コンビニのおにぎりや弁当が並ぶ棚に、見慣れぬ黒い容器を見かけ手に取った。「七草がゆ」とある。小袋の塩もついていた。店員さんによると「お昼時にはバーッとはけますよ」とのことだ。...
2017/1/6付 「輪タク全盛」と、物の本にある。1949年、つまり終戦から4年後の話だ。自転車に急ごしらえの座席をつないで客を運ぶ銀輪タクシーが道にあふれ、この年、全国で1万3000台にのぼ...
2017/1/5付 夜の街から子どもが消えた――。年末年始、繁華街の見回りをしていた知人の防犯ボランティアにこんな話を聞いた。以前は盛り場をうろつき、飲食店やゲームセンターにたむろする中・高生の...