[春秋要約161013]いつまでも選択的別姓の導入ができない日本に、多様性を重んじる世論は納得できない。<40文字> #sjdis #sjyouyaku
2016/10/13付 落語には「くすぐり」がつきものである。本筋と関係のない駄じゃれやギャグをちょいと織り交ぜて観客の笑いを誘う。その昔「お正月に坊さんが2人で和尚がツー」などとやっていた林家...
No time like the present!!
2016/10/13付 落語には「くすぐり」がつきものである。本筋と関係のない駄じゃれやギャグをちょいと織り交ぜて観客の笑いを誘う。その昔「お正月に坊さんが2人で和尚がツー」などとやっていた林家...
2016/10/12付 今日は世界史を変えた日である。1492年のこの日、大西洋をわたったコロンブスは陸地を見つけた。黄金の国・日本はすぐそこだと思い込み、島をサン・サルバドル(聖救世主)と名付...
2016/10/8付 「ベネズエラの人たちはお金持ちだからね」。南米コロンビアの首都ボゴタをおとずれたとき、隣の国についてのこんな評価を耳にした。世界でもっとも原油埋蔵量が多いとされる国のオイル...
2016/10/7付 長寿を願い子どもにつけた名がもとで騒動が起きる落語の「寿(じゅ)限無(げむ)」。その長い長い名前の中の「海砂(かいじゃ)利(り)水魚(すいぎょ)」は、海の砂利や魚は取り尽く...
2016/10/5付 同世代と酒など飲むと「万博ネタ」で盛り上がることがある。「動く歩道に驚いたなあ」「空中ビュッフェ、覚えてる?」「会場でテンガロンハットがはやったよね」。話題はどんどんマニア...
2016/10/4付 人は両手を広げて立つと正方形に、その手を上げて両足を広げると円に、それぞれ内接する――。レオナルド・ダ・ヴィンチはこんなスケッチを残した。円や正方形は天と地を象徴する。この図は...
2016/10/2付 先日、スポーツカーを買った。色は真っ赤。しかもマニュアル車である。注文の際、ディーラーの販売員に「いい年をして恥ずかしい」と言いわけをすると、「いや、僕が売った顧客のなかで...
2016/10/1付 三段と四段――。ごちそうの詰まった重箱でも差は大きいけれど、こちらの1階級の違いは天地を分かつほどの意味を持とう。プロをめざす将棋の世界の話だ。日本将棋連盟の棋士養成機関「...
2016/9/27付 目のつけ所がいいらしい。10年連続で日本人が選ばれた。笑いを誘う研究に贈るイグ・ノーベル賞だ。去年はキスの効用、一昨年はバナナの皮の滑り具合の計測に、くすりとさせられた。今...
2016/9/24付 いささか季節外れながら、このお化け屋敷に世間の目は相変わらずくぎ付けのようだ。ところは東京都江東区豊洲。築地からの移転が延期になった市場の地下に、誰がなぜ、いつ造ったのか分...
2016/9/23付 明治後半から昭和初期の哲学者、西田幾多郎の著作は、難解なタイトルでいかにも近寄りがたい。しかし、その生涯に触れ、残された短歌を読めば、家庭人としての心労がしのばれて切ない。...
2016/9/22付 ふと目が止まる。店先に、珍しい果実が並んでいた。薄い赤紫で、ずんぐりしている。山野に自生しているアケビである。ほのかに甘く、眺めていると、秋風の吹く山道や茂みが浮かんでくる...
2016/9/21付 紀元前3世紀ごろに始まったとされる弥生時代は、水田での稲作など農耕が生活の基盤となった。人々は集団で住み、住居群を堀で囲んだり、灌漑(かんがい)を整備したり、食糧を保管する...
2016/9/19付 「君の名は。」――現在ヒットしているアニメ映画の題名だ。往年の名作ラジオドラマと混同しそうだが、末尾のマルで区別するらしい。舞台も現代であり、全く別の話だ。しかし共通点が2つあ...
2016/9/18付 京都駅の新幹線ホームに立つと蒸気機関車(SL)の汽笛が風に乗り聞こえてくることがあるという。古都の粋な演出めくが、種を明かせば、徒歩20分の京都鉄道博物館で来館者を乗せるS...
2016/9/17付 南の島症候群という言葉があるそうだ。成功したらどこか南の島に移住したい。そんな夢を胸に日々の仕事にいそしむこころもち、といった意味らしい。自分をふりかえれば思い当たる。ハワ...
2016/9/16付 「蓮の花は平和の象徴。祖母がつけてくれた名に誇りを持っている」。民進党のトップに選出された蓮舫参院議員はきのうの午後、代表選投票直前の演説で、父方が台湾人である自らのルーツ...
2016/9/15 いっそ人間をやめてしまいたい。仲間を裏切り、殺し合う。忌まわしい光景を見た。底知れぬ怖さを感じた。民族・考古学者の加藤九祚(きゅうぞう)さんは、敗戦後、旧ソ連に抑留された日本...
2016/9/14付 平安後期、鳥羽上皇の身辺を警護する武人の1人に佐藤義清(のりきよ)がいた。儀式の作法や庶民の歌謡である今様に詳しく、まさに文武両道。将来を期待されたが、20代前半で突然、出...
2016/9/13付 「リボベジ」をご存じだろうか。難解なコンピューター用語や、怪しげな犯罪の話ではない。リボーン・ベジタブル(再生野菜)の略で、料理の際に残る野菜の根元やへたを、捨てずに水につ...