[春秋要約170823]トランプ米大統領の側近バノン氏の解任。米国の混迷は世界の混迷。いつまで続くのか。<40文字> #sjdis #sjyouyaku
2017/8/23付 レーニン主義者だ、という。ちょうど1世紀前に起きたロシア革命の指導者の手法にならって政権を奪取し、国のかじ取りをしようとしていたのだろうか。トランプ米大統領の側近中の側近と...
No time like the present!!
2017/8/23付 レーニン主義者だ、という。ちょうど1世紀前に起きたロシア革命の指導者の手法にならって政権を奪取し、国のかじ取りをしようとしていたのだろうか。トランプ米大統領の側近中の側近と...
2017/7/5付 戦国の乱世、数奇な運命に生きた女性といえば、織田信長の妹、市とその娘たちであろう。絶世の美女とされた市は最初、近江の浅井家に嫁ぐ。その浅井家が信長に滅ぼされると、武将の...
2017/7/3付 「築地はほんとうにすばらしい所です。私には忘れられない、まったく夢のような日本の思い出です。……私にとっては、世界の博物館のすべてに匹敵しますね」。2009年に100歳で亡く...
2017/7/2付 「夕ぐれになると/私は帰る/東京丸の内の/新しいビルの/新しい女の/新しい職場から/露地裏の/狭い家の/古い家族の/貧しい暮しの中へ」――。詩人、石垣りんの作品「鳥がなく」の...
2017/6/19付 前線が沖縄あたりにとどまり、なかなか北上しない。カラ梅雨気味の日々が続く。紫や白の花弁であでやかさを競うハナショウブも、引き立て役の雨の潤いがなくては、物足りなげな風情だ。...
2017/6/16付 現在の国会議事堂は1936年に完成したが、それまで帝国議会の仮議事堂は日比谷公園に近い今の経済産業省別館にあった。議場で衆院議員が怒鳴り合ったり、つかみ合ったり芝居じみた振...
2017/6/9付 往年のフォークの名曲に「雨が空から降れば」というのがあった。ちょうど今ごろの季節の情景だろうか、別役実さんの詞は、街のさまざまなものがしとしと降る雨に溶けこんでいく様子を描い...
2017/5/9付 20世紀も終わりに近づいたころ、日本とフランスの間に緊張感がただよったことがある。南太平洋でフランスが核実験を繰り返したため、わが国の対仏世論が硬化したのである。フランスは核...
2017/3/28付 文部科学省は不思議な役所である。職員の再就職をめぐっては、ルールを大胆に破って天下りのあっせんに余念がない。その同じ官庁が、こと教科書検定となるとにわかにルール墨守の石部金...
2017/3/21付 「記憶にございません」。国会での証人喚問をめぐる名ゼリフといえば、何といってもこれが記憶に残る。戦後最大の疑獄、ロッキード事件を追及する場面でのことだ。国際興業社主だった小...
2017/3/4付 山岳小説で名を成した新田次郎さんが第34回直木賞に輝いたのは1956年だ。芥川賞の方の「同期生」は石原慎太郎さんである。授賞式は2月に当時、銀座8丁目にあった文芸春秋のビルで...
2016/11/29付 中国の歴史書に「棺を蓋(おお)いて事定まる」とある。人の功績は死んだ後に初めて正しく判断されるという意味だ。歴史の評価が下されるのはまだ先のことだとしても、ここまで反応が...
2016/11/7付 30年前、相互銀行の乱脈融資が刑事事件になった。無理な貸し付けを通したり、金融当局の検査が入ったりするたび、契約書などの書類が偽造されていたという。不法な行いが銀行内にはび...
2016/10/13付 落語には「くすぐり」がつきものである。本筋と関係のない駄じゃれやギャグをちょいと織り交ぜて観客の笑いを誘う。その昔「お正月に坊さんが2人で和尚がツー」などとやっていた林家...
2016/9/30付 リオデジャネイロ五輪で金メダルを獲得した田知本遥さんと登坂絵莉さんが、出身地である富山県の県民栄誉賞をおくられたのは、今月12日。誇りに思った県民は少なくなかったろう。そん...
2016/9/2付 すしに天ぷら、うなぎに牛丼、中華の店に定食屋、洋食、喫茶、イタリアン――。などと並べると駅ビルやデパートの食堂街みたいだが、これはみんな、東京・築地市場の場内にある飲食店であ...