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[春秋要約170317]GPS端末の進歩や利用方法に合うルールを作らないとプライバシーや人権を侵しかねない。<40文字> #sjdis #sjyouyaku

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2017/3/17付

俵万智さんの「サラダ記念日」に、電話に出ぬ恋人への邪推をあれこれ巡らす歌がある。「この時間君の不在を告げるベルどこで飲んでる誰と酔ってる」。ケータイやメール全盛の昨今でも相手が反応しないとき、あの人はどこに……といらだつ向きは少なくあるまい。
▼そんな欲求にこたえた「カレログ」なるスマホアプリが、ひところ問題になった。全地球測位システム(GPS)を通じてカレシ、カノジョの居場所や通話履歴がわかる仕掛けに批判が相次いだものである。しかし実は、こうしたアプリはいまも進化を続けGPSの発信器も浮気調査などにしばしば使われているという。
プライバシーや人権を侵す危うさをはらみつつ、効果は抜群需要も断てない――。この悩ましい利器と犯罪捜査との関係をめぐり、最高裁大法廷が判断を下した。裁判所の令状なしに、クルマにGPS端末を取り付けるのを違法とする判決である。警察の大事な仕事だ、ここは大目に見よう、とはならなかったわけだ。
GPSの追跡機能は子どもや認知症患者の見守りに、宅配便の管理にと用途がどんどん広がっている技術はさらに進むだろうから、さまざまな場面での運用についてルールをつくるしかあるまい。さて当方やましい点はないがどこで飲んでる、誰と酔ってると監視されるのは困る。そうだ、カバンの中を調べておこう。

要約

[296/300文字]
ケータイやメール全盛の昨今でも相手が反応しないとき、いらだつ向きは少なくあるまい。

そんな欲求にこたえた「カレログ」なるスマホアプリが、ひところ問題になった。
しかし、こうしたアプリは進化を続け、GPSの発信器も浮気調査などに使われているという。

プライバシーや人権を侵す危うさをはらみつつ、効果は抜群で需要も断てない。
この悩ましい利器と犯罪捜査との関係をめぐり、最高裁大法廷が初判断を下した。
裁判所の令状なしに、クルマにGPS端末を取り付けるのを違法とする判決である。

GPSの追跡機能は子どもや認知症患者の見守りに、宅配便の管理にと用途がどんどん広がっている。
技術はさらに進むだろうから、さまざまな場面での運用についてルールをつくるしかあるまい。

[200/200文字]
相手の居所を知るためのスマホアプリが、ひところ問題になった。
こうしたアプリは進化を続け、GPSの発信器も使われている。

プライバシーや人権を侵す危うさもあるが、効果抜群で需要も断てない。
この悩ましい利器と犯罪捜査との関係をめぐり、最高裁大法廷が裁判所の令状なしに、クルマにGPS端末を取り付けるのを違法とする判決を下した。

子どもや認知症患者の見守りに、宅配便の管理にと広がるGPSの追跡機能の技術進歩にあわせ、運用ルールをつくるしかない。