志摩ロードパーティハーフマラソン2014(その1:走るまで)

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4月20日(日)に人生2度目のハーフマラソンに参加してきました。
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(画像はイメージです)

なぜマラソンなのか?

昨年年始に痩せることをその年の目標にしました。
そこで何とか効率よく手軽に痩せる方法は…
と、あれこれ思案。

結局「食べることが好きな以上、摂取カロリーは減らせない。
消費カロリーを増やすには運動する以外にはない。」
と、驚くほど当たり前な結論に達しました。

それならば、お金もかからず面倒くさくなく
かつ一人でもできる運動ということでジョギングを選択。

学生時代からスポーツには全く見向きもしない超インドア派。
運動神経はそんなに悪くないし、体力もそこそこあるものの
一般的にはメジャーな野球もサッカーも、オリンピックですら興味なし。
いつ始まっていつ終わったのか知らないし、選手の名前もほぼ知らない。
ルールも何だかわからない、点数の付き方がわからない競技も多数。

そんな中、ジョギングやら散歩(←スポーツじゃない…)なら
基本的に自分のペースだけだし、わざわざ無理する必要ないし
「痩せる」とか「気分転換」あたりの理由を除けば
走るために走る、歩くために歩くという感じで
基本的に道具もいらない。見るべきは距離と時間だけでシンプル!

そんな程度の認識なので、当初は専用の靴があることも知らず、
近所のホームセンターで買った980円の靴で数ヶ月走ってました。

それが、たまたまFaceBookで僕が走り始めたことを知った友人が
日曜の朝、ジョギングに付き合ってくれるようになって
「どうせやるなら、いつかはホノルル!」とか
調子良く煽ってくれた(?)お陰で、
40歳を過ぎて、生まれて初めてスポーツ用品店に行くという
おそらく普通の人からすると「マジで初めてなのかっ!?(@_@;)」
と思われそうな体験もしました。

本来の目的のダイエットは

元々かなり水分を採るほうだったせいか
1時間近く走ると、1〜1.5Kgくらいは減ります。
すると「せっかく減ったのに、戻すのはもったいない」と
ケチな性分から食事量も自然と減らし気味になり、約3ヶ月で-10Kg。
思った以上にあっさりと高校生の頃の体重とほぼ同じ65Kgになりました。
「なーんだ、適度に痩せるのは簡単や。」という感想でした。
ま、痩せ気味になるのは大変だろうし、増えるのもすぐなんですがね。

なぜ続けて走っているのか

実際のところ痩せるという理由は無くなったのですが
いつかはホノルルという話の流れ上
「まずは試しに一度ハーフマラソンでも」ということで
10月にあった「和歌浦ベイマラソンwithジャズ」に申し込み、
申し込んだら走っとかないとなぁという流れで続けてました。

その人生初のハーフマラソンでは、
途中すっかりカラカラに乾いて、一部歩いたものの
2時間3秒という意外に悪くない結果でした。
でも「3秒」が中途半端で無性に気になる!

と、いうことで
これは、何とか2時間切っておきたいなと。
時期的にも真冬に大会が多いマラソンの後半
4月末の大会ということで申込みました。

10月末の和歌浦ベイマラソンwithジャズから
4月末の志摩ロードパーティハーフマラソンまで
ほぼ半年あったわけですが、
走り方を変えたり、シューズを買い替えたり、
モチベーションが切れかけたりしたりしました。

走り方を変えてみた

前にも書いたようにスポーツに興味がなく
単に距離と時間を見ながら走り、
Runkeeperというアプリで記録を取っていたのですが、
「3秒」をどうにかしたいというのがでてきました。

これまでスポーツをよく知らないなりに考えて
走ること以外に力を使うと疲れるだろう。
なるべく脱力した状態で、
歩幅やテンポはどこかに自分にしっくりくるところがあるはず。

音楽を聴きながら走ることが常だったので
テンポはその日の調子によるがBPM170〜175あたりが丁度よい。
聴いている音楽のテンポにムラが出るとペースが変わってしんどい。
ということで、歩幅より一定テンポ重視で、
メトロノーム+音楽の両方を聴きながら走るようになりました。

そのお陰か、たまに距離を伸ばすと筋肉痛にはなるものの
どこを故障することもなくマイペースに走れてました。

ところが、実際にハーフを走ってみると

  • 18Kmあたりで気力がなくなる

近所の走り易いコースで7Kmとか10Km位を走るには
割と何も考えずに5分15〜30秒/Km程度で走れたのが
14Kmを超えてくるあたりで頭のなかで勝手に
「もうそろそろいいかな」と思うようになる。
和歌浦でも途中までは耐えたものの、
18Kmあたりで「とにかく一旦歩け」と脳から指令が来た。
面倒くさがりな僕も驚くほど一気に気力が失せる。

  • 早い人と比べて、何となく走り方が重い気がした

早い人は歩幅がちょっと広く、着地〜蹴りだしが軽そうに見える。
自分はそれに比べて何となく重さを感じる。
どうやらフォームが違うようだ。

何なんだろうと思いネットを徘徊して調べてみました。

わかったことは

  • 心拍トレーニングというのがある
  • ミッドフット、フォアフット走法という走り方がある

ということでした。

知ると試してみたくなる

心拍トレーニングに向けて心拍計を色々調べると、
腕時計タイプは欲しいけど高い。電池の持ちもイマイチ。
結局、心拍数を図るだけならこれで十分や!ということで

これが2000円台だったので購入。

走り方については、初めて買ったランニングシューズが
超初心者向けで底が厚く、踵にいくほど高さがあるタイプだったので
どう走っても踵から着地してしまう。
イメージとしては「タッタッタッ…」と走りたいのに
「ペタっペタっ…」というか「ベタっベタっ…」となっている気がする。

このランニングシューズも
和歌浦を走った時点でトータル1000Kmほどになっていたので
志摩の前くらいに買い直そうと思い
その間は、普段履きに使っていた底の薄い靴と併用し練習。

底の薄い靴でフォアフット走法を意識して走ると
ふくらはぎの筋肉痛がものすごい!
それまでは、筋肉痛といえば太ももだったので
ちょっとした走り方の違いでこんなに使う筋肉が違うのかと驚いた。

あまりにすごい筋肉痛だったので、5Km程度から徐々に距離を増やした。
あと、何だかわからないけどスピードは少し落ちて
5分30秒〜45秒/Kmくらいになった。

新しいシューズの購入とモチベーションの低下

結局、今年の3月に新しいシューズを購入した。これの色違い。

購入したら試走したくなる。

ところが、思っていた日に雨が降ったり用事ができたりする。
めっちゃ冷え込む。
一緒に走っている友人が体調不良や所用でお休み。

こんなのが続いて、それまでは2~3回/週で走っていたのが
3月以降〜本番までの約2ヶ月は1回/2週となってしまった。
「何だかなぁ、ヤバいよなー」と思っていたら
相方からも「もうすぐハーフに出るのに、走れるん?」とか言われる始末。

そんなこんなもあって、スピードも落ちてるは練習もしてないわで
「今回の2時間切りは厳しいかも、ヘタる可能性もあるから
目標は2時間15分くらいかな?」と思いつつ当日を迎えることになりました。