[春秋要約170405]社会全体が揺れている韓国へ駐韓大使らが帰任。駐韓大使館には奮闘を願うしかない。<39文字> #sjdis #sjyouyaku
2017/4/5付 真剣を用いる居合の稽古は、当然のことながらこの上なく真剣なものである。段を持つ知人に特に留意すべき点を尋ねると、意外なことに「刀を鞘(さや)に収める際、心に揺らぎがあれば自ら...
No time like the present!!
2017/4/5付 真剣を用いる居合の稽古は、当然のことながらこの上なく真剣なものである。段を持つ知人に特に留意すべき点を尋ねると、意外なことに「刀を鞘(さや)に収める際、心に揺らぎがあれば自ら...
2017/4/4付 たった7万円でヨーロッパ旅行に行ける――。1981年に放映された山田太一さん脚本のドラマ「想い出づくり。」は、ツアー会社のこんな誘いに応じた3人の女性が主人公だった。1ドルは...
2017/4/3付 地方自治体の福祉課保護係。難しい相談者への応対など仕事の厳しさを体験し、落ち込む新人職員を職場の先輩が励ます。「がんばれよ。俺たちはみんな応援してるんだからな。一人で解決しよ...
2017/3/29付 メタボ対策が主の一登山者の分際でも、雪の怖さなら少々覚えがある。ミズバショウを探した初夏の尾瀬で残雪に何度も尻もちを突いた。梅雨時分、雪原が広がる谷川岳の山頂付近で立ち往生...
2017/3/28付 文部科学省は不思議な役所である。職員の再就職をめぐっては、ルールを大胆に破って天下りのあっせんに余念がない。その同じ官庁が、こと教科書検定となるとにわかにルール墨守の石部金...
2017/3/26付 そこでの食事風景は一見すると「地獄絵図」を思わせた。ジャーナリストの小林美希さんが、訪ねた保育所の一部について、著書「ルポ保育崩壊」で感想を記している。手間がかからぬよう、...
2017/3/19付 太平洋戦争に幕を引いた鈴木貫太郎が首相の座に就いたのは、72年前の4月7日である。サクラは満開のころだったろうか。親任式の控室で閣僚らは「大和」が撃沈された、との報に接した...
2017/3/18付 たいしたことはないよ。福沢諭吉の学力をずばっと斬った人がいる。榎本武揚である。幕府がたおれると、海軍を率い北海道を占領。新撰組の土方歳三とともに箱館戦争を戦った軍人だ。降伏...
2017/3/11付 数日前、福島県いわき市から国道6号を北へ向かって車を走らせた。好天の中、群青色の太平洋が光る。白い花は梅か。やがて「この先、二輪車、歩行者は通行禁止」といった表示が目立ち始...
2017/3/9付 「シ、ノタマワク……」。湯川秀樹博士は子どものころ、祖父から四書五経を徹底的に仕込まれたという。意味はまるでわからなくとも、文字だけをひたすら声に出して読む「素読」だ。漢字の...
2014年にも同様の記事を書いております。 毎年恒例の啓蟄の日(前後することも)の三輪山登拝。 今年は啓蟄がちょうど日曜日にあたり、また天候も非常に良く快適でした。 実は12月にあった奈良マ...
2017/3/4付 山岳小説で名を成した新田次郎さんが第34回直木賞に輝いたのは1956年だ。芥川賞の方の「同期生」は石原慎太郎さんである。授賞式は2月に当時、銀座8丁目にあった文芸春秋のビルで...
2017/2/27付 1970年代、旧ソ連のカスピ海沿岸の街、バクー。東芝がプラントを輸出し、エアコン工場の建設が進んでいた。そこを訪れたのが土光敏夫さんである。当時は経団連会長だ。ロシア語を買...
2017/2/26付 「降る雪や明治は遠くなりにけり」。昔を懐かしんだ俳人、中村草田男に、ただならぬ雪の句がある。「此日(このひ)雪一教師をも包み降る」「頻(しき)り頻るこれ俳諧の雪にあらず」「...
2017/2/20付 世界地図を広げ赤道が領土を通っている国を数えると、11になる。一方、国名に赤道がつく国は世界中で2つある。そして、その双方に名を連ねているのは南米のエクアドルだけだ。首都の...
2017/2/18付 韓国ドラマ「冬のソナタ」が日本で放映されてから14年がたつ。大人の女性を中心に韓流ブームが起こり、作品を撮影した街は日本からの旅行者でにぎわう。韓国の音楽、服、電気製品など...
2017/2/15付 海原が奏でる波の音が聞こえ、風に乗って潮の香りが漂ってくる。東山魁夷が奈良・唐招提寺の御影(みえい)堂のために描いた障壁画だ。別の作品の前におもむくと、滝の音が響く山中で、...
2017/2/14付 いまから20年ほど前。普及し始めたばかりのインターネットで、薬を売ると偽って代金をだまし取る事件があった。この闇の薬局の「店主」はなんと中学生。若いから、でもあったろう。家...
2017/2/9付 少年易老学難成/一寸光陰不可軽。日本で広く知られた漢詩のでだしである。「少年老いやすく学なりがたし/一寸の光陰かろんずべからず」と読み下せば、わかりやすいかもしれない。若いう...
2017/2/7付 福沢諭吉は1860年、江戸幕府の軍艦、咸臨丸で初めて米国へ渡った。自伝に初代の大統領だったワシントンの子孫について、ある人に尋ねた際の逸話が載っている。「今どうしているか知ら...