![[春秋要約170506]連休明けには築地移転論議が再開するが需要開拓の方が未来を左右するのではないか。<39文字> #sjdis #sjyouyaku](https://yamato-jp.org/wp-content/uploads/2016/09/b8136e229dc223db5126efaeaa5b7bce-150x150.gif)
[春秋要約170506]連休明けには築地移転論議が再開するが需要開拓の方が未来を左右するのではないか。<39文字> #sjdis #sjyouyaku
2017/5/6付 日本画家、鏑木清方さんが愛した花の一つがアジサイだ。昭和11年に発表した随筆に、その原点を記している。幼い頃、東京・築地の外国人居留地に並ぶ家々の生け垣に、この花をよく見た。...
No time like the present!!
2017/5/6付 日本画家、鏑木清方さんが愛した花の一つがアジサイだ。昭和11年に発表した随筆に、その原点を記している。幼い頃、東京・築地の外国人居留地に並ぶ家々の生け垣に、この花をよく見た。...
2017/4/28付 2年前に芥川賞を受けたタレント、又吉直樹さんの第2作「劇場」を読もうと、文芸誌「新潮」4月号を手に取った。原稿用紙約300枚の長編恋愛小説を堪能した。同じ号に大城立裕さんの...
2017/4/27付 政治家の失言にはいろいろなパターンがある。ウケをねらって口を滑らせる脱線型、持論に固執する確信犯型、野党やマスコミの追及に逆ギレする興奮型……。その昔には「自分は侠客(きょ...
2017/4/26付 東京・竹橋の国立公文書館での特別展「誕生 日本国憲法」をのぞいた。施行から70年の節目に、館に所蔵される数多くの貴重な資料などで、草案から憲法が生まれるまでを丁寧に振り返っ...
2017/4/19付 鏡のような海。この表現がぴたり当てはまるのは長崎県の諫早湾だろう。湾の北側を走るJR長崎本線の車窓にも、南側に敷かれた島原鉄道の行く手にも、にぶく光る真っ平らな海が広がる。...
2017/4/16付 「金の無い奴(やつ)が、有るような顔をして、横行闊歩(かっぽ)するところさ」とある人が言う。「都会人でも田舎者でも、不思議に同化してしまう」と別の口が語る。社会派ルポルター...
2017/4/3付 地方自治体の福祉課保護係。難しい相談者への応対など仕事の厳しさを体験し、落ち込む新人職員を職場の先輩が励ます。「がんばれよ。俺たちはみんな応援してるんだからな。一人で解決しよ...
2017/3/30付 夢のようだ。指がふれると、リンゴが金にかわった。木の枝もテーブルもたちまち、まばゆい黄金になる。うかれるうちに、恐ろしいことに気づく。パンも飲み物も口にできない。娘を抱きし...
2017/3/29付 メタボ対策が主の一登山者の分際でも、雪の怖さなら少々覚えがある。ミズバショウを探した初夏の尾瀬で残雪に何度も尻もちを突いた。梅雨時分、雪原が広がる谷川岳の山頂付近で立ち往生...
2017/3/23付 できることなら春に桜の花の下で死にたいものだ。お釈迦様が亡くなられたという2月の満月のころに……。西行がこんな思いを歌によんだことは、よく知られている。おどろくのは、その願...
2017/3/21付 「記憶にございません」。国会での証人喚問をめぐる名ゼリフといえば、何といってもこれが記憶に残る。戦後最大の疑獄、ロッキード事件を追及する場面でのことだ。国際興業社主だった小...
2017/3/15付 今年が没後10年の作家、小田実さんの名言に「人間みなチョボチョボや」というのがある。人は生まれながらに自由で対等で、平等な存在だ――。標準語で説けばこんなふうに小難しくなろ...
2017/3/13付 空襲で焼け野原になった終戦直後の東京。ほどなく子どもたちの笑い声が戻った場所のひとつが、百貨店の屋上だった。評論家の川本三郎さんが随筆集「東京おもひで草」に、そう記している...
2017/3/12付 「思い知ったか」。接待役がいきなり、大先輩に切りつけた。大事な催しの直前。江戸城内でのけんかである。大騒ぎになった。斬った赤穂の殿様は切腹となり藩はつぶれる。太平の世をあっ...
2017/3/11付 数日前、福島県いわき市から国道6号を北へ向かって車を走らせた。好天の中、群青色の太平洋が光る。白い花は梅か。やがて「この先、二輪車、歩行者は通行禁止」といった表示が目立ち始...
2017/3/4付 山岳小説で名を成した新田次郎さんが第34回直木賞に輝いたのは1956年だ。芥川賞の方の「同期生」は石原慎太郎さんである。授賞式は2月に当時、銀座8丁目にあった文芸春秋のビルで...
2017/3/1付 林芙美子晩年の代表作「浮雲」のキーワードは「仏印」である。いまのベトナムなどにあたるフランス領インドシナ――これを仏印と呼んだ戦時中に当地で出会った男と女。日本に引き揚げてき...
2017/2/27付 1970年代、旧ソ連のカスピ海沿岸の街、バクー。東芝がプラントを輸出し、エアコン工場の建設が進んでいた。そこを訪れたのが土光敏夫さんである。当時は経団連会長だ。ロシア語を買...
2017/2/25付 何年に1回かの「ハルキ祭り」とでもいうべきか。村上春樹さんの新作長編「騎士団長殺し」がきのう発売になり、例によって午前0時には一部の書店で売り場に行列ができた。2巻合計です...
2017/2/23付 1657年1月18日は、いまの暦に直すと3月初旬である。江戸の街には2カ月間も雨がなかった。昼すぎ、本郷の寺から出た火は、折からの強風で湯島、神田方面へと広がる。19日未明...