[春秋要約170828]EV車と自動運転で、無事故で無公害の移動という理想に向けハードルを越えていこう。<39文字> #sjdis #sjyouyaku
2017/8/28付 骨のずいまでシボレーで/あとでひじてつクラウンさ――。小林旭さんの「自動車ショー歌」だ。高度成長のただ中にあった1964年の発表で、庶民憧れの的だった内外の車の名が詞にちり...
No time like the present!!
2017/8/28付 骨のずいまでシボレーで/あとでひじてつクラウンさ――。小林旭さんの「自動車ショー歌」だ。高度成長のただ中にあった1964年の発表で、庶民憧れの的だった内外の車の名が詞にちり...
2017/8/22付 夏の高校野球はきょうが準決勝。2週間余りに及ぶ熱戦が佳境を迎える。一足先に、決戦の舞台をのぞいた。歌人石川啄木の古里、盛岡市でおととい全国21校の高校生が短歌の腕前を競う「...
2017/8/17付 石川さゆりさんがカッコいい。相変わらずの若大将、加山雄三さんもうまい。竹原ピストルさんが当世風に歌うと、この曲はこうなるんだ――。などなど、ちまたでは結構な評判らしい。かつ...
2017/8/16付 もう30年も前のことだが、ひと夏を沖縄の石垣島、西表島など八重山諸島で過ごした。忘れられないのが小浜島で体験したお盆の習俗だ。人々は獅子舞や琉球拳法を披露し祖先を迎え、三日...
2017/8/2付 かつて「特捜神話」というものがあった。東京や大阪の地検特捜部は巨悪に目を凝らし、わるいやつらを眠らせず、必ずや不正にメスを振るう。人々はそんなイメージを抱いていた。あるときは...
2017/7/31付 朝起きたら、日本橋の上に高速道路が架かっていた。東京の老舗が集まる東都のれん会のホームページで、栄太楼総本舗の細田安兵衛さんが前回の五輪前夜の思い出を語っている(「大旦那の...
2017/7/28付 ヒッピー風の若者2人が、ガス欠らしきクルマを押して田舎道をえっちらおっちら――。と書けば、シニア世代の方々はあのコマーシャルを思い浮かべよう。気楽に行こうよ おれたちは……...
2017/7/6付 東京都台東区の谷中霊園の一角にはむかし、五重塔があった。江戸時代のはやい時期に建てられ、大火のためにいちど焼け落ちたが、220年ほど前に再建された。この再建事業を題材にして、...
2017/7/3付 「築地はほんとうにすばらしい所です。私には忘れられない、まったく夢のような日本の思い出です。……私にとっては、世界の博物館のすべてに匹敵しますね」。2009年に100歳で亡く...
2017/7/2付 「夕ぐれになると/私は帰る/東京丸の内の/新しいビルの/新しい女の/新しい職場から/露地裏の/狭い家の/古い家族の/貧しい暮しの中へ」――。詩人、石垣りんの作品「鳥がなく」の...
2017/7/1付 熊本生まれの作家、石牟礼道子さんが最近エッセーで明かしている。「幼いころ、この世で一番えらいのは『セイショコさま』という神様だと思っていた」。道普請を請け負う「石屋」の父が畏...
2017/6/24付 「私が今死んだら、人はどう思うでしょうか」。おとつい病で亡くなったアナウンサーの小林麻央さんが、昨年つづった文の一節だ。若いのにかわいそう? そう思われたくはない。なぜなら...
2017/6/22付 ある時将棋をさしたら卑怯(ひきょう)な待駒(まちごま)をして、人が困ると嬉(うれ)しそうに冷やかした。あんまり腹が立ったから、手に在った飛車を眉間へ擲(たた)きつけてやった...
2017/6/16付 現在の国会議事堂は1936年に完成したが、それまで帝国議会の仮議事堂は日比谷公園に近い今の経済産業省別館にあった。議場で衆院議員が怒鳴り合ったり、つかみ合ったり芝居じみた振...
2017/6/3付 「さくら、とめるな!」。ちょっとした口論がもとで、久々に戻った柴又のおいちゃんちを飛び出そうとする寅さん。妹へ必ずこう叫ぶ。おなじみのセリフである。心のどこかに「だれか何とか...
2017/5/14付 連休中、神戸の地下街でカフェを探した。紫煙をくゆらす客がいる店はすいている。逆にドアに禁煙マークがある所は女性を中心ににぎわっていた。平日だったりすると各店の客層や入りは違...
2017/5/7付 一見、アートのようである。東京は中野の宝仙寺や、さらに西の小金井神社に立つ石臼を供養する塚だ。何十台もが小山のように積み上げてある。明治時代までどの農家にもあった家財らしい。...
2017/5/4付 「人体冷えて東北白い花盛り」。金子兜太さんの句は、様々なイメージを喚起する。白い花はサクラか5月のリンゴか。「人体」という言葉には、生と死を包摂する響きがある。半世紀も前の作...
2017/4/18付 お子さんに頼まれた恐竜図鑑を探しに、お父さんお母さんが書店へと出かける。恐竜の本など見るのは何十年ぶり、という人なら驚くはずだ。恐竜界はすごいことになっている。たとえば人気...
2017/3/28付 文部科学省は不思議な役所である。職員の再就職をめぐっては、ルールを大胆に破って天下りのあっせんに余念がない。その同じ官庁が、こと教科書検定となるとにわかにルール墨守の石部金...