[春秋要約170831]きょうは食卓を囲んで世代を超えた共通の話題の宿題について語り合ったらどうだろう。<40文字> #sjdis #sjyouyaku
2017/8/31付 北国などではすでに学校の夏休みが終わり、新学期が始まった。学力向上のため夏休みを短縮する動きもあると聞くが、多くは9月1日が始業式。きょうが宿題の追い込み最終日、という子供...
No time like the present!!
2017/8/31付 北国などではすでに学校の夏休みが終わり、新学期が始まった。学力向上のため夏休みを短縮する動きもあると聞くが、多くは9月1日が始業式。きょうが宿題の追い込み最終日、という子供...
2017/8/27付 相手から信頼されて資産を託された人は、誠実にその管理や運用をする責任がある――。金融業界などで意識され始めたこの考え方は、長い歴史を持っているようだ。紀元前18世紀の制定と...
2017/8/26付 高校野球の決勝戦が終わると暑い季節の終わりも近い。高校生の集う全国大会といえば甲子園が注目されるが、彼らの活動はもちろん野球だけではない。ほかの各種スポーツに文化系クラブ。...
2017/8/25付 「ウチらマクドに対するお客様の期待はそれはもう高まってますねん。頼むで、ゆうて」。日本マクドナルドのホームページを開くと、サラ・カサノバ社長のあいさつが関西弁で綴(つづ)ら...
2017/8/14付 男女とも日本は2位で、トップが香港――。昨年の平均寿命を厚生労働省が国際比較した結果だ。女性の平均寿命といえば長らく日本が世界一で、それをわが国の誇りとして語る向きも...
2017/8/12付 Ochaya。日本人が目にすればつい「お茶屋」と変換して読みたくなる看板を、タイの首都バンコクのあちこちで見かける。街なかを走る鉄道の駅やショッピング・モールといった人通り...
2017/8/6付 広島市の原爆爆心地から北に1キロ。広島城の外堀と太田川に囲まれた一角を基町という。こうの史代さんの漫画「夕凪(なぎ)の街 桜の国」は、家を焼かれた庶民が基町の河川敷を占拠して...
2017/8/2付 かつて「特捜神話」というものがあった。東京や大阪の地検特捜部は巨悪に目を凝らし、わるいやつらを眠らせず、必ずや不正にメスを振るう。人々はそんなイメージを抱いていた。あるときは...
2017/8/1付 ごく近しい高齢の男性が詐欺に遭いそうになった。小欄を借り警鐘を鳴らしたい。きっかけは木曜の夜の電話だった。「あっ、おじいちゃん。俺だけど」。男性は相手を社会人になって数年の孫...
2017/7/27付 国どうしが情報戦を繰り広げるインテリジェンスの世界には、「鏡像」と呼ばれる落とし穴があるのだという。電話を盗聴し、スパイを送り、情報を集める。そのうえで相手の動きを予測する...
2017/7/20付 水をため、いつでも使えるようにするダムにならって、企業も設備や資金に一定の余裕を持つべきだ――。松下幸之助氏が「ダム経営」と名づけたやり方を説いたのは、企業トップが政治や経営の...
2017/7/17付 昭和天皇の玉音放送に至るまでの24時間を描いた岡本喜八監督の映画「日本のいちばん長い日」に、印象的な場面がある。東京・市ケ谷の陸軍省の裏庭で軍の機密書類が大量に燃やされ、夏...
2017/7/14付 甲子園球場での夏の全国高校野球は今年が99回目という。晴れの舞台をめざし、各地で予選がまっ盛りである。関東のある県で炎天下の球場へ足を運んだ。投球が打者の背を通ったり、一塁...
2017/7/7付 昭和13年(1938年)7月3~5日にかけ、阪神地区を襲った集中豪雨は700人を超す死者・行方不明者を出した。谷崎潤一郎の「細雪」は、当時の洪水を土用波が寄せる荒海に例えて克...
2017/7/6付 東京都台東区の谷中霊園の一角にはむかし、五重塔があった。江戸時代のはやい時期に建てられ、大火のためにいちど焼け落ちたが、220年ほど前に再建された。この再建事業を題材にして、...
2017/7/1付 熊本生まれの作家、石牟礼道子さんが最近エッセーで明かしている。「幼いころ、この世で一番えらいのは『セイショコさま』という神様だと思っていた」。道普請を請け負う「石屋」の父が畏...
2017/6/30付 ラブ・コネクション。薬物の密輸に使われる手口の一つである。犯罪組織のメンバーが言葉巧みに日本人女性に近づき、恋愛感情を利用して運び屋に仕立て上げる。取り締まり当局から警戒さ...
2017/6/28付 「将棋の棋士は一種の聖者」。観戦記者の中平邦彦さんが、随筆でこんな説を紹介している。実力の世界で、禁欲と自己抑制により英雄的な地位を得る。同時に世俗的な関心は薄く、常識はず...
2017/6/24付 「私が今死んだら、人はどう思うでしょうか」。おとつい病で亡くなったアナウンサーの小林麻央さんが、昨年つづった文の一節だ。若いのにかわいそう? そう思われたくはない。なぜなら...
2017/6/19付 前線が沖縄あたりにとどまり、なかなか北上しない。カラ梅雨気味の日々が続く。紫や白の花弁であでやかさを競うハナショウブも、引き立て役の雨の潤いがなくては、物足りなげな風情だ。...