[春秋要約170822]「短歌甲子園」の決勝戦で流行と不易に気付き、若さに宿る言葉の輝きに力をもらった。<40文字> #sjdis #sjyouyaku
2017/8/22付 夏の高校野球はきょうが準決勝。2週間余りに及ぶ熱戦が佳境を迎える。一足先に、決戦の舞台をのぞいた。歌人石川啄木の古里、盛岡市でおととい全国21校の高校生が短歌の腕前を競う「...
No time like the present!!
2017/8/22付 夏の高校野球はきょうが準決勝。2週間余りに及ぶ熱戦が佳境を迎える。一足先に、決戦の舞台をのぞいた。歌人石川啄木の古里、盛岡市でおととい全国21校の高校生が短歌の腕前を競う「...
2017/7/11付 福岡県朝倉市の杷木(はき)地区を取材で訪ねたのは昨年春だった。通称「朝倉街道」と呼ばれる国道を1時間ほどバスに揺られた。車窓からは有名な三連の水車も眺められる。「筑紫次郎」...
2017/7/7付 昭和13年(1938年)7月3~5日にかけ、阪神地区を襲った集中豪雨は700人を超す死者・行方不明者を出した。谷崎潤一郎の「細雪」は、当時の洪水を土用波が寄せる荒海に例えて克...
2017/6/23付 「写真の中の少年 僕の祖父 何を思っているのだろう」。梅雨の明けた沖縄は、きょう慰霊の日を迎えた。全戦没者追悼式では、県内の学校に通う少年少女らの自作の詩が朗読されてきた。...
2017/6/19付 前線が沖縄あたりにとどまり、なかなか北上しない。カラ梅雨気味の日々が続く。紫や白の花弁であでやかさを競うハナショウブも、引き立て役の雨の潤いがなくては、物足りなげな風情だ。...
2017/6/9付 往年のフォークの名曲に「雨が空から降れば」というのがあった。ちょうど今ごろの季節の情景だろうか、別役実さんの詞は、街のさまざまなものがしとしと降る雨に溶けこんでいく様子を描い...
2017/5/28付 田植えが終わったばかりの瑞々(みずみず)しい光景のなかに、黄金色の「秋」が混じっている。埼玉県の北部、加須や羽生あたりを歩くと出合うのは、新緑と好対照をなす収穫期の麦...
2017/5/24付 東京電力福島第1原子力発電所から約10キロ。前の日曜、福島県富岡町の知人(72)宅の除草を手伝った。同町は今年4月、町民の7割が住んでいた区域の避難指示を解除した。が、知人...
2017/5/5付 吉村昭さんが残したエッセー「東京の下町」は、一冊まるごと、昭和戦前期の子どもたちの生活誌である。夏祭りの興奮、ベイゴマ遊び、町内にいくつもあった映画館の匂い……。都心からそう...
2017/4/29付 25年前の4月25日。ミュージシャンの尾崎豊さん急死の報が流れたのは土曜日の午後だった。ひよっこ記者として、東京都足立区の警視庁千住警察署に駆けつけた記憶は今も鮮明である。...
2017/3/30付 夢のようだ。指がふれると、リンゴが金にかわった。木の枝もテーブルもたちまち、まばゆい黄金になる。うかれるうちに、恐ろしいことに気づく。パンも飲み物も口にできない。娘を抱きし...
2017/3/29付 メタボ対策が主の一登山者の分際でも、雪の怖さなら少々覚えがある。ミズバショウを探した初夏の尾瀬で残雪に何度も尻もちを突いた。梅雨時分、雪原が広がる谷川岳の山頂付近で立ち往生...
2017/2/23付 1657年1月18日は、いまの暦に直すと3月初旬である。江戸の街には2カ月間も雨がなかった。昼すぎ、本郷の寺から出た火は、折からの強風で湯島、神田方面へと広がる。19日未明...
2016/12/30付 こりゃよい眺めだ。暮れの30日の屋根の上。瓦にまたがって大胆いっぷくしていれば、借金取りは今日も留守だねと帰って行く。のろのろと降りる。長いはしごを窓の敷居にのせ「子供を...
2016/12/15付 30年ほど前、仏タイヤメーカーのブラジル法人社長をつとめていたカルロス・ゴーン氏の憩いの場はゴム農園だった。インフレが深刻ななか木々を巡れば心が安らいだ。農園はまた企業の...
何だかんだ3回目の奈良マラソン、3回目のフルマラソン。 あと1ヶ月を切ってしまっています。 今年は梅雨以降サボりすぎたので(と、いうかほとんど走っていない) ここへきて慌てて仕上げにかかって...
2016/9/22付 ふと目が止まる。店先に、珍しい果実が並んでいた。薄い赤紫で、ずんぐりしている。山野に自生しているアケビである。ほのかに甘く、眺めていると、秋風の吹く山道や茂みが浮かんでくる...
2016/9/9付 もう秋は来ていた。猛暑と台風の風雨に追われるうち、いつまでも夏が続く気になっていたようだ。知らぬ間に月日は移ろう。蝉の声は消えた。夜中に、かすかな虫の音に気づく。風には涼しさ...
2016/9/1付 日本三大鍾乳洞の一つ、龍泉洞は岩手県岩泉町にある。天井のつらら石や地面の石筍(せきじゅん)とともに、ほの暗い中で、どこまでも青く澄み切った地底湖が幻想的だ。近くの山野で大地へ...
先日、高校時代の友人と旅行に行った。 その際にもし雨が降ってBBQができない時のことを考えて カセットコンロを持って行こうと思ったが、 よく考えるとカセットコンロを持っていないことに気づいた。 ...