[春秋要約170814]長寿トップの香港は大都市だ。人生の後半戦を過ごすには都会か地方か考えたい。<37文字> #sjdis #sjyouyaku
2017/8/14付 男女とも日本は2位で、トップが香港――。昨年の平均寿命を厚生労働省が国際比較した結果だ。女性の平均寿命といえば長らく日本が世界一で、それをわが国の誇りとして語る向きも...
No time like the present!!
2017/8/14付 男女とも日本は2位で、トップが香港――。昨年の平均寿命を厚生労働省が国際比較した結果だ。女性の平均寿命といえば長らく日本が世界一で、それをわが国の誇りとして語る向きも...
2017/8/6付 広島市の原爆爆心地から北に1キロ。広島城の外堀と太田川に囲まれた一角を基町という。こうの史代さんの漫画「夕凪(なぎ)の街 桜の国」は、家を焼かれた庶民が基町の河川敷を占拠して...
2017/7/21付 昭和8年(1933年)。ドイツでナチス政権が誕生し、特高警察に逮捕された作家の小林多喜二が拷問を受け死亡したその年に作詞・西条八十、作曲・中山晋平の「東京音頭」が大流行した...
2017/7/11付 福岡県朝倉市の杷木(はき)地区を取材で訪ねたのは昨年春だった。通称「朝倉街道」と呼ばれる国道を1時間ほどバスに揺られた。車窓からは有名な三連の水車も眺められる。「筑紫次郎」...
2017/7/2付 「夕ぐれになると/私は帰る/東京丸の内の/新しいビルの/新しい女の/新しい職場から/露地裏の/狭い家の/古い家族の/貧しい暮しの中へ」――。詩人、石垣りんの作品「鳥がなく」の...
2017/6/8付 経済学の教科書の定番といえばおじさん世代はポール・サミュエルソン。今はグレゴリー・マンキューだ。ブッシュ(子)政権で経済諮問委員会委員長を務めたハーバード大学のマンキュー教授...
2017/5/29付 医師として、多くのがん患者に告知をしてきた。しかし自分自身ががんを告知される立場になり、初めて気づいたことがたくさんあった――。財政破綻した夕張市で医療再建に取り組んだこと...
2017/5/24付 東京電力福島第1原子力発電所から約10キロ。前の日曜、福島県富岡町の知人(72)宅の除草を手伝った。同町は今年4月、町民の7割が住んでいた区域の避難指示を解除した。が、知人...
2017/5/17付 「南太平洋の十字路」と呼ばれるフィジー。10年ほど前、地元の人に乗せてもらい、島内を車で走ったことがある。街を抜ければ人家もまばら。信号も対向車も見かけない。ところが小学校...
2017/5/12付 就活中の学生に電話しても出てくれない。そんな戸惑いが企業に広がっていると日経電子版の記事が伝える。友との意思疎通にも主に対話アプリのLINEを使い、電話で話すなら相手の都合...
2017/5/7付 一見、アートのようである。東京は中野の宝仙寺や、さらに西の小金井神社に立つ石臼を供養する塚だ。何十台もが小山のように積み上げてある。明治時代までどの農家にもあった家財らしい。...
2017/5/5付 吉村昭さんが残したエッセー「東京の下町」は、一冊まるごと、昭和戦前期の子どもたちの生活誌である。夏祭りの興奮、ベイゴマ遊び、町内にいくつもあった映画館の匂い……。都心からそう...
2017/4/19付 鏡のような海。この表現がぴたり当てはまるのは長崎県の諫早湾だろう。湾の北側を走るJR長崎本線の車窓にも、南側に敷かれた島原鉄道の行く手にも、にぶく光る真っ平らな海が広がる。...
2017/3/28付 文部科学省は不思議な役所である。職員の再就職をめぐっては、ルールを大胆に破って天下りのあっせんに余念がない。その同じ官庁が、こと教科書検定となるとにわかにルール墨守の石部金...
2017/3/7付 宮城県南三陸町の戸倉小学校は、かつて海岸から300メートルの所にあった。授業で磯遊びをし、サケを飼育した。そんな恵みの一方で、津波の被災マップでは危険ゾーン内。校長だった麻生...
2017/3/5付 最大の顧客である老舗百貨店、三越と決別し、同社の配送業務から撤退する――。38年前、ヤマト運輸の社長だった小倉昌男さんは決断した。胸中を後に著書「小倉昌男 経営学」に記してい...
2017/2/21付 インドで日用品の最大手は英蘭系ユニリーバの現地法人だ。農村の女性たちに商取引や契約の知識を教え、低所得者も買える値段でせっけんを売ってもらう事業モデルを築いた。現地法人の従...
2017/2/11付 東京都内の巨大ターミナル駅、池袋から徒歩で20分。私鉄を使えば1駅という商店街に、1軒のとんかつ店があった。地域の人たちに愛されたものの約20年前に閉店。長く空き家だったこ...
2017/1/19付 勢いのある毛筆調の文字で「膝頭から肘方向」。こう大書きしたTシャツ姿の外国人を都内の観光地で見かけ、つい声に出して笑ってしまったことがある。海外の人がカッコいいと感じる文字...
2017/1/12付 平成の世も来年かぎりか……。こんな感慨に包まれている人は少なくないだろう。天皇陛下の退位のスケジュールがにわかに浮上した。菅義偉官房長官のコメントは「承知していない」だが、...