[春秋要約170721]東京ヤクルトは東京音頭のおかげか最下位でもヤジは少ない。きょうから神宮3連戦だ。<40文字> #sjdis #sjyouyaku
2017/7/21付 昭和8年(1933年)。ドイツでナチス政権が誕生し、特高警察に逮捕された作家の小林多喜二が拷問を受け死亡したその年に作詞・西条八十、作曲・中山晋平の「東京音頭」が大流行した...
No time like the present!!
2017/7/21付 昭和8年(1933年)。ドイツでナチス政権が誕生し、特高警察に逮捕された作家の小林多喜二が拷問を受け死亡したその年に作詞・西条八十、作曲・中山晋平の「東京音頭」が大流行した...
2017/5/30付 週の初っぱなから、騒々しいことである。北朝鮮がきのう早朝、今年9度目のミサイルを発射した。隠岐諸島から300キロ北に落ちている。日本にとっては庭先のような所だ。イタリアでの...
2017/5/22付 米国ではカーター大統領が就任し、中国共産党が文化大革命の終結を宣言した1977年。日本である漫画雑誌が産声をあげた。小学館の「月刊コロコロコミック」だ。小学校4~6年生の男...
2017/5/6付 日本画家、鏑木清方さんが愛した花の一つがアジサイだ。昭和11年に発表した随筆に、その原点を記している。幼い頃、東京・築地の外国人居留地に並ぶ家々の生け垣に、この花をよく見た。...
2017/4/26付 東京・竹橋の国立公文書館での特別展「誕生 日本国憲法」をのぞいた。施行から70年の節目に、館に所蔵される数多くの貴重な資料などで、草案から憲法が生まれるまでを丁寧に振り返っ...
2017/2/21付 インドで日用品の最大手は英蘭系ユニリーバの現地法人だ。農村の女性たちに商取引や契約の知識を教え、低所得者も買える値段でせっけんを売ってもらう事業モデルを築いた。現地法人の従...
2017/1/25付 外国出身の力士、とりわけモンゴルから人材を受け入れるようになって以降の相撲界は、ウィンブルドン現象と皮肉られたりもする。テニスのウィンブルドン大会で地元の英国勢が振るわず、...
2017/1/20付 「よし、わかった!」。角川映画の「金田一耕助」シリーズには、事件に出くわすと早合点してこう叫ぶ警部がいつも出てきた。大して調べもしないうちに「わかった」だから、その推理は見...
2017/1/4付 公認会計士という職業は産業革命が進んだ19世紀半ばの英国で誕生したとされる。企業は巨額の資本を調達するため、財務諸表に第三者のお墨付きを得る必要が出てきた。そこで登場したのが...
2016/12/7付 「日本も、けさから、ちがう日本になったのだ」。太宰治の短編「十二月八日」の一節である。作家の妻がしたためた日記の形で開戦の一日を描く。配給の酒を受け取り、女児と銭湯につかる...
2016/12/6付 歌人・斎藤茂吉は感情の人である。気分の波が大きい。並外れて、せっかちだった。すぐに癇癪(かんしゃく)をおこし、激怒した。人一倍、好奇心も強かった。戦前、精神科医として欧州に...
2016/12/5付 大きな台風は別として、強風で立ち木が折れるという光景はあまり見たことがない。木の細胞を形作る繊維が強じんだからだそうだ。東日本大震災の津波に耐えた岩手県陸前高田市の「奇跡の...
2016/11/25付 「僕はコスモポリタン(世界市民)にだけは絶対なりたくない」。外国語が話せても原書は読めない。日本の伝統文化を知らない。古典も読まない。それで国際的といえるのか。外国ではそ...
2016/11/10付 ペンシルベニア通り1600番。米国の首都に立つホワイトハウスの住所だ。新たな主は18キロ離れた巨大な家具の保管庫に赴き、歴代の大統領が使った由緒ある品の中から、好みの物を...
2016/10/10付 老夫婦とベテラン店員が心から別れを惜しんでいる。「またいつか、どこかでお会いしたいわね」と客の婦人。「ありがとうございます」と頭を下げる店員。先月末、千葉県で「そごう柏店...
2016/10/1付 三段と四段――。ごちそうの詰まった重箱でも差は大きいけれど、こちらの1階級の違いは天地を分かつほどの意味を持とう。プロをめざす将棋の世界の話だ。日本将棋連盟の棋士養成機関「...
2016/9/26付 しばらくホテル暮らしだった――。刑務所に入っていた過去をこんな隠語で表すことがあると聞く。以前、経済事件で2年ほど宿泊した人物に住み心地を尋ねたところ、「二度とゴメンだが、...
2016/9/14付 平安後期、鳥羽上皇の身辺を警護する武人の1人に佐藤義清(のりきよ)がいた。儀式の作法や庶民の歌謡である今様に詳しく、まさに文武両道。将来を期待されたが、20代前半で突然、出...
2016/9/8付 科学者さんたちもなかなかイキなことをする。そんな思いがわいた。火星と木星の軌道のあいだにうかぶ小さな天体がフレディマーキュリーと名づけられた、とのニュースを目にしたときだ。史...