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[春秋要約170328]文科省は道徳教科書検定だけでなく天下りあっせんも、独自ルールに杓子定規だ。<37文字> #sjdis #sjyouyaku

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2017/3/28付

文部科学省は不思議な役所である。職員の再就職をめぐっては、ルールを大胆に破って天下りのあっせんに余念がない。その同じ官庁が、こと教科書検定となるとにわかにルール墨守の石部金吉と化すのだ。小中高校、どの科目にも杓子(しゃくし)定規な注文をつけてばかりいる
▼こんど公表された、道徳教科書の初の検定はその最たるものだろう。「消防団のおじさん」が登場する話は、学習指導要領が高齢者への尊敬と感謝を求めているとして「おじいさん」に修正された。町でパン屋を見つけたという記述は「我が国や郷土の文化と生活に親しみ、愛着を持つ」との観点から和菓子屋に変わった
道徳の教科化は、長年の論争の末に実現した経緯がある「心の教育」は大事だが、かえって道徳心を型にはめる恐れはないか子どもが評価を気にするようにならないか。そんな指摘が少なくなかったから、中央教育審議会も画一化を避けるよう念を押していた。それがふたを開けてみれば案の定、いつもの文科省流だ。
▼この調子だと現場の先生たちは指導要領からの逸脱を恐れ、杓子定規の度合いがどんどん進むかもしれない。そういえば杓子定規というのはもともと、杓子の曲がった柄、つまりゆがんだ基準をあてはめることを言うそうだ。自分たちだけのルールを作っていた天下りあっせんのほうも、まさに杓子定規だったわけである。

要約

[299/300文字]
文部科学省は天下りのあっせんではルールを大胆に破るが、こと教科書検定となるとルール墨守と化す。

こんど公表された、道徳教科書の初の検定はその最たるものだろう。

「心の教育」は大事だが、かえって道徳心を型にはめる恐れはないか。
子どもが評価を気にするようにならないか。
そんな指摘が少なくなかったから、中央教育審議会も画一化を避けるよう念を押していた。
それがふたを開けてみれば案の定、いつもの文科省流だ。

この調子だと現場の先生たちも杓子定規の度合いがどんどん進むかもしれない。
そういえば杓子定規というのはもともと、ゆがんだ基準をあてはめることを言うそうだ。
自分たちだけのルールを作っていた天下りあっせんのほうも、まさに杓子定規だったわけである。

[187/200文字]
文部科学省は教科書検定となるとルール墨守と化す。

初の道徳教科書検定でも、中央教育審議会は画一化を避けるよう念を押していたが、ふたを開けてみれば案の定いつもの文科省流だ。

この調子だと現場の先生たちも杓子定規の度合いがどんどん進むかもしれない。
杓子定規というのはもともと、ゆがんだ基準をあてはめることを言う。
自分たちだけのルールを作っていた天下りあっせんのほうも、まさに杓子定規だったわけである。