春秋要約をとにかく1年続けてみて #sjdis #sjyouyaku
昨年から子どもの国語力UPのついでに、 子どもにやれというだけでなく せっかくだから自分でもと、1年間春秋の要約を試してみた。 いくつか自分なりの制約をつけて 300文字、200文字、40...
No time like the present!!
昨年から子どもの国語力UPのついでに、 子どもにやれというだけでなく せっかくだから自分でもと、1年間春秋の要約を試してみた。 いくつか自分なりの制約をつけて 300文字、200文字、40...
2017/8/29付 その桐(きり)の小箱は、家でいちばん大切なものをしまうタンスに収められていた。子どもたちが生まれたときのへその緒である。なにかの折に、母親がめいめいの箱のふたを開けて見せて...
2017/8/28付 骨のずいまでシボレーで/あとでひじてつクラウンさ――。小林旭さんの「自動車ショー歌」だ。高度成長のただ中にあった1964年の発表で、庶民憧れの的だった内外の車の名が詞にちり...
2017/8/18付 「習近平総書記の成長の道」。そう題した記事が中国共産党系の新聞に載ったのは、先月下旬のこと。題名から容易に想像できるように、共産党の総書記を兼務する習近平国家主席をほめたた...
2017/8/15付 終戦の日と月遅れのお盆が重なるこの時期、列島は人々の鎮魂の祈りに満たされる。無謀で悲惨だった先の戦争を振り返り、犠牲者を静かに追悼する大切なひとときだが、今年は何か心...
2017/8/12付 Ochaya。日本人が目にすればつい「お茶屋」と変換して読みたくなる看板を、タイの首都バンコクのあちこちで見かける。街なかを走る鉄道の駅やショッピング・モールといった人通り...
2017/8/8付 再来年の世界文化遺産への登録をめざす推薦候補に大阪府の「百舌鳥(もず)・古市古墳群」が選ばれた、という。数年前、堺市に広がる百舌鳥古墳群を4時間かけ歩いたことを思い出す。大き...
2017/8/6付 広島市の原爆爆心地から北に1キロ。広島城の外堀と太田川に囲まれた一角を基町という。こうの史代さんの漫画「夕凪(なぎ)の街 桜の国」は、家を焼かれた庶民が基町の河川敷を占拠して...
2017/8/4付 昨年はじめ、米国で共和、民主両党とも大統領候補をまだ決めていなかった頃。かの国に長く住む日本人のシンクタンク研究員が、こう助言してくれたことがある。「トランプとサンダースを泡...
2017/8/1付 ごく近しい高齢の男性が詐欺に遭いそうになった。小欄を借り警鐘を鳴らしたい。きっかけは木曜の夜の電話だった。「あっ、おじいちゃん。俺だけど」。男性は相手を社会人になって数年の孫...
2017/7/31付 朝起きたら、日本橋の上に高速道路が架かっていた。東京の老舗が集まる東都のれん会のホームページで、栄太楼総本舗の細田安兵衛さんが前回の五輪前夜の思い出を語っている(「大旦那の...
2017/7/26付 数年前の慶応大学法学部の入試で、国家権力の行使に対抗する手段としての市民の「抵抗権」を題材にした小論文が出題された。国を相手取った訴訟や政権批判の投票など合法的な抵抗権と、...
2017/7/23付 「諫(かん)」という字は最近では、見かけることが少なくなった。「諫(いさ)める」ともつかい、自分より目上の人に対し改めるべき点をあげて、忠告したりするという意味である。「諫...
2017/7/17付 昭和天皇の玉音放送に至るまでの24時間を描いた岡本喜八監督の映画「日本のいちばん長い日」に、印象的な場面がある。東京・市ケ谷の陸軍省の裏庭で軍の機密書類が大量に燃やされ、夏...
2017/7/15付 中国を代表する作家のひとりとされた巴金が、2005年に100歳で天寿を全うしたとき。劉暁波氏が発表した文章は痛烈だった。「御用文人」+「政治的飾り物」と断じたのである。表現...
2017/7/14付 甲子園球場での夏の全国高校野球は今年が99回目という。晴れの舞台をめざし、各地で予選がまっ盛りである。関東のある県で炎天下の球場へ足を運んだ。投球が打者の背を通ったり、一塁...
2017/7/11付 福岡県朝倉市の杷木(はき)地区を取材で訪ねたのは昨年春だった。通称「朝倉街道」と呼ばれる国道を1時間ほどバスに揺られた。車窓からは有名な三連の水車も眺められる。「筑紫次郎」...
2017/7/8付 さすがに華がある――と好意的に見る向きも少なくなかったのだが、いまやその蓮(はす)の花も、人々の期待もすっかりしぼんでしまったようだ。民進党の蓮舫参院議員が、平和の象徴だとい...
2017/7/4付 「負けました」。おとといの夜、公式戦30連勝に挑んでいた将棋の藤井聡太四段は投了を告げ、がくりと肩を落とした。午後9時31分。いまや国民的スターとなった14歳の天才が敗北を喫...
2017/7/3付 「築地はほんとうにすばらしい所です。私には忘れられない、まったく夢のような日本の思い出です。……私にとっては、世界の博物館のすべてに匹敵しますね」。2009年に100歳で亡く...